自分から彼と別れたくせに
後になって沸々と、この決断は正しかったのか…と、路頭に迷うことがある


それはきっと気持ちがあったのに、まだ彼のことが好きだったのに、どうしても許せないことがあったり、状況から継続は不可能だと判断した場合に起こる心の矛盾がそうさせる


本当は好きだったのに決断を下したのは時期早尚ではなかったか?

もう少し我慢していれば今も続いていたかもしれない?

好きという気持ちがあるなら、どんなことがあっても彼を支え、耐え忍ぶ女になれたのではなかったか…?


このように自分の決断に対しての是非の非が勝ってしまう瞬間が、別れてから訪れる


でも一方で


あの時の判断はやっぱり正しかったと思う自分もいて…


あの時、何度言っても直して変えてくれない彼の言動に辛く悲しみ、状況を打破するような努力も見られないことに落胆の連続を経て、やっぱりもう無理だ、もう辞めてしまおうと思ったことは、間違いなく自分の本当の気持ちだった


あのまま続けていても同じことの繰り返しで、今決断しなくても、そんな遠くない先に同じ結末を迎えると思ったから


好きな気持ちがあるから
今だって好きだから
別れを決めたこと
それをあなたに告げたこと


後悔する時はあっても
後悔することはない


その時の直感、そう感じて動いた自分は、間違ってない そこに後悔はないんだ


恋というものは好きな気持ちだけでは、やっていけない


特に大人の恋は…


年々広がる常識の尺度
高まる女としてのプライド
増していく欲求や寂しさ…


彼に求めて叫んで
それでも叶わなかった想いが飽和する


お互いの、いや彼の努力なしでは
女はやっていけない
他方の努力だけではいつか破綻する
お互いに思い遣る気持ちを持って
心配させない、不安にさせない
そんな気持ちがなければ
やっぱり上手くはいかない




もう別れよう、もう終わりにしよう
もうこれ以上は限界、もう無理…


そう感じて出した結論は
決して間違ってはいない


その後幾ら自問自答しても
やっぱり正しかったと思えるんだ


後は、彼次第


本当に大切で手離したくないと、それを失うことで気付いたなら、変化を持ってあなたのところへ戻ってくる


でも、気付くのがあんまり遅いと
女は切り替えが早いから


そして、寂しさを埋めるために
違う恋を探すかもしれない


今は、マッチングアプリなど、手軽に出会いを提供してくれる場所もあるから


時間が経てば経つほど
気持ちが離れてしまう


女はいつまでも同じ場所には立っていない


別れるまでにたくさん迷って悩み抜いて答えを出した そして彼の何かがさよならのトリガーになったんだよね…


それから、また決断迷子になっても、一周も二周も回って、同じ結論に到達する


これで良かったと…


その時は必ず訪れる


彼を信じなくていい


正しい決断をした自分を信じて



女の直感はいつも正しい


あのまま一緒にいたらもっと辛い想いをしていたかもしれないんだから…


自分の心を守るのも大切なこと


彼を手離してこの苦しみから解放されて
寂しいけれど、ほっとしてる自分もいる


彼のことで想い苦しんだ期間は眠れなかったから、今日からはきっとよく眠れるはず


寝て、食べて、動いて笑う


そんな当たり前のことが失われていた


辛いだけの恋は体も心も不健康にする


やっぱり恋は楽しくなくっちゃね!


今も大好きだけど


バイバイ


それでいい…