数日前の出来事。
仕事してると突然アナウンスが。
「スタッフ全員、直ちにステーションに集まるように」と。
なになに? こんなアナウンスは聞いたことがないぞ。と、とりあえず、手を止めてナースステーションに。
ナース、テック、全員集まったところで、ERマネージャー(普段はフロアにはいない)がアナウンスを。
「たった今、脅迫電話がありました」
なんでも、男が、病院に電話をかけてきて、オペレーターに向かって
「俺は銃を持っている。 今病院にいる」と。
それだけ言ってすぐに切ったと。
この時点では、犯人が誰なのかも、本当に病院の中にすでにいるのか、ただ脅してるのかもわからない。
なので、「全員、毅然とした態度で仕事を続けてください」
と。
えぇぇ!!!(゚Ω゚;)
この状況で毅然とした態度で働ける人っているの??
チャージナースが続けて、
「みんな、わかってるわよね。 もしも、そうゆう事態になった時は、他の人を助けようとしないで、とにかく逃げなさい!!」 と。
さすが、アメリカ。 これは、どの病院でも習うこと。 銃を持った男が目の前にあわられた時の、ベストな対処法が「逃げること」。 詳しくはこちらの記事=他人は助けるな
患者さん、同僚、すべての人をかえりみずに、とにかく逃げて命拾いしろとのこと。 これ、アメリカの病院のモットーみたい。
とりあえず、仕事に戻る。 ちょうど、刑務所から患者さんとして来てる囚人の見張りに、警察官がERに2−3人いたので、事情を説明する。
彼らに、患者さんが退院になってもERから離れないで〜! とふざけてお願いしてみたりして。 でも、冗談抜きに警察官は銃を持ってるから、彼らがいる間は軽く安心できた。 途中でいなくなったけど。。。ヽ(゜▽、゜)
3−4時間後にまた、全員集まるようにアナウンス。
ついに、犯人の居場所が分かったのか?とみんな息を飲み、チャージナースの発言を待つ。
どうやらその男は、先ほども同じ系列の違うエリアにある病院で発砲かなんかを起こしたのと同じ人物と見られるとのこと。
また電話があり、
「ずいぶん早く警戒態勢整えたな。 俺はまだ銃を持っている」 と言ってまた切ったと。
どうやら、セキュリティー強化の様子をどこからか観察していたのだろうか。。。
「とりあえず、このまま皆、今まで通り毅然とした態度で仕事を続けて」と。
ってゆうか、それ無理だから!∑(゚Д゚)
指名手配の写真が警察署から送られてきて、ステーションに貼られた。 一見、超ふつうの結構若い感じの男性。
なんでも、警察とのやりとりで、その男の発砲事件を未然にも防ぐために、病院の周りの道をいくつか閉鎖たらしい。
この時点で、きっと皆思うことは同じ。
なんで今日、働いちゃったんだろう。。。 お家に帰りたい。。。( ̄□ ̄;)
それから数時間たち、
結局、7;30のシフトが終わるまで、特にアップデートもなく、犯人からそれ以上の電話もなく終了。
ただの、愉快犯だったのか、それともセキュリティー強化を見て「まずいな」と思ってやめたのかは不明。
どちらにしろ、危険な目に合わなくて良かった。 いつもより、疲れがどっと出た (*´σー`)
銃社会のアメリカでこう言った、脅迫電話は本当、シャレにならないです。
アメリカのERでの仕事、ある意味、命かけて働いてます (笑)
クリスピークリームのドーナツでも食べなきゃやってられない〜
🍩

