私の野草日記 ~お金をかけない生き方しよう~ -9ページ目
その後

リチャードは体力も回復し

シェフィールド国のために

いろいろな事業を始めました。




シェフィールド国の豊かな森は

国の一大産業となりました。




シェフィールド国にしかない

薬草から作った薬はたいへん貴重で

それを求める人が絶えることはありませんでした。




木の実から作ったジャムは

作り方が独特で

酵素をいっぱい含んだ商品です。



そのジャムは

健康に良く、長期保存がきくことで

人気商品となり

シェフィールド国を豊かにしてくれました。




シェフィールド国の産業が

繁栄すると共に仕事が増え

あれほどいた恵まれない人々も

仕事を持つようになりました。




リチャードは国民のそんな姿を見て





「恵まれないと思っていた人々は

本当は生きる力を持った

たくましい人たちだった




「生き生きと働く人を見ることは

なんと素晴らしく幸せな事なのだろう




と感じたのでした。




「ベサニー・・・

リチャードの何が変わって

シェフィールド国は豊かになったのかしら?




「それはね

リチャードが

『自分は愛されている存在だ』

と気づいたこと

そして

本当の自分を生き始めたからだろうね




「『自分は愛されている』

と気づくことに

どんな意味があるの?




「『愛されている』と感じることから

すべてのことに対する

信頼が生まれる




「豊かさと信頼は

切っても切れないものだからだよ




「『愛されている』と感じることが

豊かさにつながっているのね




「私は

愛がなんだかよくわからないけど

すべてのことへの信頼はいつも持ってたわ!




「あっはっはっ

また おもしろいことを言ったね~




「グレースはすべての存在から

愛されているんだよ!




「こんなに愛に囲まれている人が

愛がわからないなんて・・・

あっはっはっはっ




ベサニーはグレースの

ぽかんとした顔を見て

おかしそうに笑うのでした。





グレース姫物語 おわり