こんばんは。
今回は我が家の愛犬リヨンくんによって癒された私の体験をお伝えします。
我が家のリヨンくんは、夫と私から毎日100回くらい可愛い可愛いと言われながら暮らしております。親バカ丸出しです。
今でこそリヨンが可愛くてたまらない私ですが、動物への愛を全く感じない時期が何年も何十年もありました。
私のおじいさんは獣医だったもので家に動物がいるのは当たり前、小さい時から猫を飼っていました。三毛猫サチコとトラ猫ベンです。
猫は可愛かったのですが、中学生になると犬が欲しくて欲しくてたまらなく、とうとう親戚から犬を譲ってもらいました。柴犬風の雑種です。
名前はメスだけどゴロと名付けました。
さらに捨て猫を拾ってきたり、おじいさんのように獣医になりたいと思うほど動物が大好きでした。
でも子犬の頃のゴロは可愛くて可愛くてたまらなかったのですが、成犬になると次第にお散歩がめんどくさくなってしまいました。
高校生の私は友達ともっと自由に遊びたかったのです。
とはいえゴロとゴロの子どもチビ、二匹のお散歩を毎日していました。
でも、めんどくさくなってしまった気持ちはなかなか変わりませんでした、、、。
その後私は東京に進学、父がお散歩を代わってくれました。
父は田んぼの農道でリードを離し二匹を自由に走らせていましたが、ある日二匹とも車道に出てしまい車に衝突、交通事故で亡くなってしまいました。即死でした。
その時以来動物への愛が凍りついてしまった私。
あれから何十年たっても、
動物を見ても何も感じないばかりか無責任だった自分を悔いていました。
そんな私の娘も小さい頃から動物大好き。
娘の気持ちは誰よりも分かるのに
何年も動物を飼う事を許しませんでした。
6年越しの娘の説得にとうとう犬を飼う事を許しましたが、同時に娘の留学も決まり、いずれにしても私が責任を持つ事になるのは目に見えていました。
じわじわと感じるプレッシャー、
大丈夫だろうか?私。
自分が一番あてにならない気がしていました。
正直リヨンくんが我が家にやってきたばかりの頃は私の気持ちはまだ冷めていたと思います。
ただ徐々に、2か月ほどたった頃、可愛くて可愛くてたまらない気持ちが蘇ったのです。
ムクムクと入道雲のように湧き上がるリヨンくんへの愛。
リヨンくんを通して、サチコ、ベン、ゴロ、チビ、イバラ、モモと歴代のワンコとネコちゃんが
「もう大丈夫だよ、いつまでも責めなくて大丈夫」と言ってくれているような、そんな思いが伝わってきました。
とにかく今は雨の日も雪の日もリヨンくんのお散歩は楽しくて楽しくてたまりません。
一度も面倒くさいとか感じる事がないのです。
しかもリヨンくんとの生活で、凍りついた動物全般への愛も呼び覚ますことになりました。
昨年娘と旅をしたケニアのサファリ。
たくさんの野生動物を見て、地面から湧き上がる振動を感じました。
動物達は、生きる強さ、しなやかさ、逞しさ、神聖さ、神々しい気すらしたものです。
そして、リヨンくんのお散歩で出会う人やワンコ達、ネコちゃんも、今は私のこころを潤してくれる存在です。
リヨンくんはただ存在するだけで良いのだと私に教えてくれているようです。
リヨンのインスタは lyonlion_0208
こちらに日常の様子をアップしています。
またGRACE WORKSの個人セッションやセミナーではペットロスのサポートも行なっています。