久しぶりすぎてログインに苦戦しました。

 

さて、今日は失敗について思う事があったので書いてみます。現在学生で、この4月から社会人になる方もたくさんいると思います。そんな方の頭の片隅に入れられればなと思います。

 

「失敗」について、学生時代と社会人では大きく捉え方が違うなと思いました。

 

小学生の頃の理科の実験で、ビーカーに入った水に砂糖を溶かすにはどうすれば良いか?というお題がありました。

 

答えは「水に砂糖を入れて温める」なんですけども、一人だけ「マドラーで叩き潰す」と答えた子がいました。

 

で、みんなが考えた方法で実験をしようとなり、みんなが水を温める中、一人だけマドラーで必死に砂糖を突いていました。

 

勢い余って砂糖ではなくビーカーを突いてビーカーは割れ、水びたしになりました。

 

その光景を見て先生が烈火の如く怒ったのをよく覚えています。

 

今思えば、「マドラーで叩き潰す」と答えた子はそんなに成績優秀なわけでもなく、考えに考え抜いて出した回答だったと思いますし、すごく自由な発想だなと思いました。

 

先生も先生で、マドラーで突いてたらビーカーが割れるなんて想像できると思うのにやらせた挙句に烈火の如く怒る。きっとこの子は自分の考えを表に出すことに少々の抵抗を覚えたと思います。

 

とまあ、学生時代の失敗について思い出したのですが、失敗=怒られるという事がありました。

 

対して、社会に出ると(会社にもよりますが)失敗を恐れる事が怒られる事になります。

 

かの有名なエジソンもこう言っています。

 

I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.

(私は失敗した事が無い。私は1万通りの良くない方法を見つけた。)

 

失敗→これはダメだ。を発見する事なのです。

 

また、かの有名な松下幸之助はこう言っています。

 

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。

 

現実的には予算や納期といったものがあるのでどこまでも出来るかというとそういうケースばかりではないと思いますが、このような気概が大切です。

 

4月から社会人になる皆様。どうか伸び伸びと失敗して下さい。