オフィスへの復帰からしばらくは、出勤できることが本当に嬉しかった。

たわいない同僚や部下との雑談が楽しい。

断っておくが人より愛社精神が強いというわけでは決してない。

でも失ってわかるものなんですね。日常のありがたみ。

2回の手術・入院と在宅勤務の5ヶ月弱の間、オフィスに出勤しないだけでなく、遊びにも出掛けていなかったわけで。

家族と病院の中しか社交がない生活だったから、普通の生活が眩しい。

きちんとお化粧して、おしゃれして、アクセサリーもつけて、ヒールを履いて、香水つけて、、というような、病気になるまでは当たり前の日常ひとつひとつが楽しかった。

が、元の生活に戻ったからといって、私の身体も元に戻るわけではない。

そして、ほとんどの人は私の病気を知らない。

周りに悟られぬよう後遺症と戦う日々が始まった。