退院後2週間を一人暮らしの自宅で在宅で仕事をしながら過ごしたが、週末は実家へ帰ることにした。
退院後の初めての外来はドアツードアでタクシーを利用したので、電車で2時間かけての帰省はかなりの冒険だった。
まだ体力が回復していないせいか、歩く速度の遅さに我ながら驚く。次々と追い抜かれてやっと駅。
最初の電車は座れたが、乗り換えた電車がそこそこ混んでいて空いた席がない。若くて健康そうな女の子の前に長時間立つことに。
おそらく側から見れば、私も全くの健常者なんだろうが、自分より絶対に体調の良さそうな人が座っているのが恨めしい。
お尻の痛みもあるし、立っているのがとにかくツライ。結局彼女が降りるまで30分ほど立つハメになった。
見えない障害の辛さを痛感したわけだが、後日、ヘルプマークというものの存在を知った。これをつければ障害をアピールできるわけだ。
でもやっぱり私はつけられそうにない。座席には座りたいが、譲ってもらうのは気がひける。
会社の同僚がやはり癌になり、復帰後かなり長い間付けていたが、私はムリだなあ。
彼女とは同じ癌患者でも、ことごとく対応が違っていた。元々の性格の違いからなのか?これは別の機会に書こうと思う。