「神経は損傷してないから必ず回復する」という医師の言葉を信じて毎日を過ごしたが、尿意は戻らず、自然な排尿もできないまま、当初目標の退院日が近づいていた。

泌尿器科で診てもらって以来、尿管は入れず、4時間毎にナースに尿を採取してもらう日々だったが、これが自分でできるようにならないと退院できない。

導尿のスキルを習得することが一番の目標になった。

ところがこれがなかなか難しい。

尿道にストローのような管を差し込めばいいだけなのだが、尿道がどこにあるのかわかりづらい。

尿道は膣の上に位置するのだが、非常に小さい穴であるため、どうしても膣に入ってしまう。

鏡に映しながら尿道を探すが、全く見当たらない。何度やっても自分では出来ないまま、数日経過した。

医師は、私がなかなか習得できないことを知って、「練習はしないで自然治癒を待てばいい。退院を少し延ばせばいいじゃないか」という。彼には排尿機能がすぐに回復するという絶対的な自信があるようだった。

でも私はいつ回復するかわからないのに、それを待って退院を遅らせるのは絶対にイヤだった。

そこで、ヒントがないかとネットで検索してみた。

するとブログで導尿のコツを書いてくださっているブログを発見!ナースの説明よりよっぽどわかりやすいもので、無事、コツをつかむことに成功したのだ!

これ、なんなんでしょうね?

医療従事者よりも、入院患者仲間やネット上の経験者の方からの方がよっぽど有益な情報を得られるんですよね。

退院予定日ギリギリセーフでの習得劇でした。