最近のニュースが、あまりにもひどくて、さすがの私、昭和のプチババも、耐えられなくなり、

それじゃ、いっそ、自分で、この小さな町で、ほんの小さな幸せの種を探そうと、思いつきました。 何の役にも立ちそうにもないけれど、せめて、自分が心晴れ晴れくらそうと、よかったさがし を、はじめます。

その、初めは 近所のコンビニにまぐれ込んだシオカラトンボの話です。

帰宅途中のことでした。トンボがコンビニの本棚と、ガラスの間で、外に出ようともがいていました。かわいそうに思って見ていると、ちょうど、親切そうな若い男性が大きな荷物を出し入れしているところでした。 -すみません―あのチョッと そこにトンボがいるんですけど出られなくて、弱っているようなんです。だしてあげてくれますか。- -あ~、そういえば、いたよね。~と、快く、あの重そうな本棚をどかしてくれまして。トンボは自力で出ていったようでした。 チョッと面倒なお仕事をお願いしてしまいました。 それにしても 余計なお仕事をさせてしまいました。ありがとうございました。

トンボのようにスイスイ生きられない不器用な私は、ドジなトンボを自分の事のように思ってしまったわけでした。  よかった、よかった11