ようやくながら完結編(?)の更新です。
このツメの甘さ‥本当にどうにかならないでしょうか?


ただ今、北日本新聞のWEBページで閲覧可能な
(4月14日までだそうです)

『ずっと伝えたかった』 の連載記事の中の

中島基樹さんと一緒に
柴田先生にお会いした日のお話です。


ちなみに、以前書いていた

1*めざましの会にて
2*心が紡いだ物語

3*言葉を持った歓び

の、つづきになります。
この後は、色々と質問をしてみました。



* * * * *


(入力は全てひらがなですが、
 読みやすいように漢字に変換しています)


同じクラスのSくんのお母さんが、
教室での話を聞いたときの返答


Sくんは、私たちにそっと笑いかけてくれる
とても優しい少年です。
とても愉快だというのは、さっき知りました。
お母さんが面白いからですね。



授業参観の時とか、
デイサービスでのイベント等で
一緒に過ごした時の様子が目に浮かびました。
お互い言葉はなくとも、充分に存在を感じ
優しさも感じ取ってるようで嬉しいです。



文章がとても女性的
ということについての返答

そうです。我が家は女中心ですから
ですから私も影響を受けました。



女中心!!!!
きっと内心 『怒らせると怖い女たち』 と
思っているでしょう。。
普段、女らしい言葉使いを
ちゃんとできていたか不安です(焦)



お約束で、好きな食べ物を聞いてみた

好きな食べ物はロールケーキです。
私はロールケーキという響きが好きです。
未来がコロコロと転がってくる気がするからです。

はい、響きだけで胸がいっぱいになります。
にんげんは心で生きるのだから
響きはとても大切です。



まぁ‥スイーツという想像はついていましたが、
そんな言葉の響きとか重視していたとは
意表を突かれたというか、ウケました(笑)

そして、モノの名前や、言葉ひとつひとつに
そういう感情を抱いていたとは‥。

もちろん帰りにコンビニで
ロールケーキを買って帰ったのは
言うまでもありません。



同席されていた、普段利用させて頂いている
デイサービスの所長さんが、
『◯◯◯◯◯◯(施設名)』はどうですか?
という質問への返答


はい。とても人間的な場所です。
私たちを人間として見てくれるので
私は大好きです。
人間の夢に満ちあふれた場所です。



人 間 的 ‥‥

とても考えさせられる言葉でした。

柴田先生が伝えてくださった
この子たちの言葉の中にも、
[人間らしく] という言葉が
何度も出てきました。

私たちが普段自分たちの生活を振り返る上で、
[人間らしさ] を意識するでしょうか?


あたり前すぎて、気にも留めないこと。


それがこの子たちにとっては
大きな憧れであり、ただひとつの願望 であるコトを
改めて思い知らされました。


このデイサービスでの対応が、
[人間的] と評価するとならば、

人間として扱ってもらえていない

と、悲しい思いをしたコトも多くあるのでしょう。



家では絶対にそんな思いをさせていない!


と、信じたいところですが、

もしかすると、不公平に感じるコトだって
ないとは言いきれないし‥

自分の言動や行動を、意識し直さないと
ダメだな‥って強く思いました。





そして、何よりも1番聞きたくて、
聞きたくないような‥‥核心部分。。


気管切開(喉頭分離)をしたコトについて
‥気持ちを聞いてみた




それは、理想は声を失いたくなかったですが、
ロウソクのあかりが灯ったのは
もう誤嚥の心配をしなくていいようになったからです。

ゴンドラに乗って気球で旅をしているような
気持ちになりました。



声を失いたくなかったという本心は
‥やはり申し訳ない気持ちです。

でも、『ロウソクのあかり』 というのは、
[自分の生命]のコト、ですよね。。

度重なる肺炎で、消えるかもしれない命
不安を抱かせていたのかもしれません。


ずっと 『生命の危険』 と隣り合わせで

声を発するコトができたとしても
小さな身体の不調をも訴えるコトができず、

毎日を必死で生きていたのかもしれません。



声と引き替えに手に入れた安定 は、

ふわふわと空を飛ぶような
心地よさと、幸せな気持ちを

柴田先生が伝えてくださった言葉から
感じるコトができました。




[気管切開・喉頭分離]

という、後には引けない選択肢を
医療関係者から突きつけられた場合、

頭では理解していても

『回避できるものなら回避したい』
と願うのは、家族として当然の感情。



たとえそれが [頑固] と言われようが、

『この子を守れるのは自分だけ』
『気持ちを代弁できるのは自分しかいない』

と、全力で他の解決策を模索する。


でも、頑なに拒絶し続けていた過去の自分をも含め、
それらも否定せず、結果オーライと信じて

これからの毎日を大切に過ごせればいい。




私たちの1番大切な人は、
多くの望みや我がままは言わないでしょう。

[生きたい]

ただ1つ、それだけで‥



そして



たとえ‥

もしも早すぎる別れが訪れたとしても
最期のその瞬間まで

[人間らしく]

言葉と心を注ぎ続けることができたら‥


きっときっと 幸せな人生だった、と
微笑んで旅立てると思います。




人間らしい毎日への、希望の道。



白雪姫プロジェクトに関わる全ての方々が、
人生をかけて作ってくださった新しい道


一歩ずつ 一歩ずつ


時には休息しても構わないし、
ゆっくり歩きながら、

それぞれがまた新しい道を作ったり
誰かと出逢ったり。


希望に溢れる未来へ繋がっていきますように‥



白雪姫プロジェクト

白雪姫プロジェクト