岐阜県各務原市日下部ピアノ教室♫の
日下部仁美です。
ショパンのノクターンに取り組んでいる、大人の生徒さん。
ショパンの曲は美しいメロディに心奪われますが、それを支えているのは左手の伴奏です。
伴奏のバスの音の運び、そして移りゆく和音の響きに耳を傾けてこそメロディがより一層美しく奏でられるのですね。
でも、実際に弾いてみると左手は思っている以上に大変です。片手での練習が欠かせません。
曲に取り組み始めた時からそのことは生徒さんにお伝えしていたのですが、この練習がなかなかできない様子でした。
何回かそんなことが続いた後、今後この曲とどう向き合っていくのが良いかゆっくりとお話をしました。
真意を汲み取っていただけたようで『心を入れ替えて練習します!』とおっしゃいました。
そして今回その成果を左手だけでペダル無しで確認できました✨大変な努力に感心しました。
『練習』とは何でしょう?
ピアノを弾いていたら練習していると思いがちですが、できないことができるようにするのが練習。
練習する前にはできなかったことが、練習した後はできるようになっていたらその練習法は効果があったということですね。
レッスンでは生徒さんがどんな練習をしたら上達するのかを伝えています。ただ、お家で取り組むのは生徒さん自身です。
新しい練習方法は慣れない間はとても脳を使います。でも、繰り返し練習することで神経回路が強化されものすごくエネルギーを使わなくてもできるようになります。
根気よく取り組むことも大切ですね
まずはアドバイスされたことを素直に取り組んでみることが上達への一歩ですね❣️