♦︎ 娘を誇りに思うのと、自分を生きることは、別のもの

 

 

 

天乃エリカです♪

 

 

 

先日、娘が部長兼キャプテンを務める部活(チアリーディング)のチームが、

 

全国大会に出場し、

 

優勝、そしてグランプリ受賞、さらに世界大会出場権を贈られる

 

という快挙を成し遂げました。

 

 

 

そこに至るまでの激動のドラマがありました。

 

 

 

前日午後の公開練習での、

 

主力選手の右腕肘脱臼というまさかのアクシデント。

 

 

(1軍、2軍と、2チーム出場のため、全員選手なので)補欠選手がいない中で、

 

その子は、腕のケガを押して(脱臼部分をテーピングで固定し、腫れ止め、痛み止め処置で)


出場することに。

 

 

 

当日早朝開会前のリハーサルでは、

 

ポジション変更、フォーメーション変更により、

 

トップ(上で演技する選手)が落ちまくるボロボロの状態、、

 

 


先月の地区大会では、2位に差をつけて高得点で優勝で通過し、

 

すべての部員が、全国大会優勝!を胸に臨んだ舞台を前にしての

 

まさかの事態、、

 

 


そんな逆境の中で迎えた本番。

 

 


ポジションや担当が変更になり、フォーメーションが変わり、

 

ほとんどぶっつけ本番で臨んだ2分30秒に起きた奇跡・・・

 

 

 

部員一人一人の強い意志、集中力、精神力が結集し、

 

素晴らしい演技を見せつけてくれました。

 

 


トップ(上で演技する選手)は、すべての演技をバッチリ決め、

 

 

ケガをした子は、

 

ポジションが変わった中で、そして痛みを押して(傍目にはケガをしていることなど微塵もわからない状態で)最後までやり遂げ、

 


ほとんどぶっつけ本番でダンスやスタンツで別のポジションを担った子たちは、

ノーミスで見事パーフェクトな演技を魅せ、、、

 

 

 

2分30秒の間、

 

前方応援スペースで精一杯応援する保護者たちと、

 

演技をしている部員たちとのエネルギーが融合し、

 

ものすごいパワーで会場を圧倒していたと思います。

 

 

 

逆境の中、

 

優勝、そしてグランプリ受賞、世界大会出場権授与をいう栄誉を勝ち取った子どもたち(部員たち)。

 

 

 

ものすごいものを見せてくれた!

 

 

そんな子どもたちを誇りに思います。

 

 

 


お母さんたちが、涙涙の大号泣の中で、私は泣いていませんでした。

 

 

娘が入部してからの5年間の日々をしみじみと噛み締めていました。

 

 

 

部長兼キャプテンという重責を担い、

 

けっして弱いところを見せない娘が号泣していて、

 

 

 

他のママたちが、

 

「あんな〇〇ちゃん初めて見た」と言ってもらい泣きしていました。

 

 

 

そんな感動の嵐の中で私の中に去来したもの・・・

 

 

 

娘のことはもちろん誇りであるが、

 

私は、私自身のことで感動したい。

 

 

 

娘の快挙を喜んでいるだけでは私は物足りないのだ、というこの事実。

 

 

 

私とは、いったいどこまで貪欲なのだろう。

 

 

 

私は、他のお母さんのようにはなれない。

 

 

 

他のお母さんのように、

 

子どものことだけで魂が震えるほどの喜びを感じることができないのだ。

 

 

 

子どものことだけで満足するようにはできていないのが私なのだ。

 

 

 

私は私自身のことで、魂が震えるほどの悦びを感じたい。

 

 

 

かすかにモヤモヤしていた時にはわからなかったことが、


今では、はっきりとクリアになって、本当にうれしい。

 

 

 


私はこれからも貪欲に自分を生きて、


自分の悦び、自分の満足を享受します!