そろそろ2年ぐらいになるでしょうか、ヤクルトを取り始めてから。


最初は夫は、飲まないといいますので、

私だけでしたが、最近、腸の調子が良いみたいよと言いましたら、

夫も飲む気になったらしいです。

(何しろ、腸にポリープが沢山あったことがありますし、

小さなガンが見つかって内視鏡で除去もしたことがあるのですから、

少しは気を付けてみたいと思ったのでしょう)


最近から二人分を今取っていますが、先日ヤクルトのその箱の中に

薄い小さな小冊子が入っていました。(↑)


いつものほかの商品の宣伝なのでしょうと、

これ以上は増やす気持ちがありませんので、

開けてみる気もなかったのですが、

いよいよ捨てる時に、漫画のようですので、

さっと読めそうです、読んでみましょうかとぱらぱらめくってみました。



    読んでみて、よかったです。


シロタ株と書いてあるのは気が付いていたのですが、

どういうものなのかは、乳酸菌についての知識がなくて


代田稔さんが初めて培養に成功した乳酸菌なので、

シロタ株と名付けたとのこと!


このシロタ株の乳酸菌を入れた飲み物がヤクルトなのだそうです!



昼も夜も研究を続け大変な苦労をされていますが、


そもそもこの研究のきかっけとなったのは、


故郷は、険しい山々に囲まれ、作物が取れなくて貧しい家が多く、

子供たちは栄養が取れなくて、病気で死んでいった

そういう長野で過ごした少年時代にありました。



強い乳酸菌をこそ、子供たちの強い体を作るはずと信じて、研究を重ね、

医学博士の学位を取った京都大学の講師の頃

培養に成功したのだそうです!



一人でも多くの子供に飲んでもらって、健康になってほしいと、会社を興し

ヤクルトの販売普及をして行ったとのこと。


戦争があり、いろいろ紆余曲折がありましたが、

ヤクルトの本社を作り、、もう亡くなられていますが、

会社は現在に至っているようです。



何でもよく商品にはドラマがあるものですが、


このことを知って、今度から、もっと親しみがわくみたいな気がします。


実はこれだけでこのエピソードは終わらなかったのです!




表紙にかいてある原案を書いた人の名前が目に飛び込んできました!


なんと、夫の郷里のお友達!

お互いに東京近辺に住まいがなってからは奥様ともども

親しくお付き合いさせていただきました!


いつもこちらがお世話なることが多かったのですが。。。。


楽しい時期でしたが、約7,8年前?に病気になられて他界してしまわれました。


一度は回復されて、皆で、旧岩崎邸など見に行ったことがありました。。。。


昔子供たちが小さい頃、

三国志を書かれましたので

シリーズで全部をプレゼントしていただいたこともありました。


まさか、再びこのような小冊子にお名前を見つけるとは!


才能ある方でした、早い旅立ちが残念ですが、

このような足跡にも思いがけず出会えてうれしかったです。


そしてさらに、思いがけないことが!


先日孫たちが来た時に、たまたまこの話をしたところ、お兄ちゃんのHIちゃんが

その漫画を小学生の時に読んだ記憶があるというのです!


なぜ?なぜ?


ちゃんと小冊子の最初のペーを見ますと謎が解けました!


2004年に小学館の「小学3年生)4月号に掲載されたのだそうです。


もうレストランに外食に来ていましたので、

その小冊子を見せてあげることができませんでしたが、

良い話をよく覚えていてくれてうれしいことでした。

(漫画の偉大な力も感じたことでした!)


代田稔さんは医科大学の(中国大陸ハルピンの)

教授に任命されたこともあり、


その時、素晴しい言葉をi医学生たちに残しています。


------皆さん、将来は名医になるより、良医になってください。

良い医者とは、貧しい人でも親切に見てあげられる”心”を持った医者を言うのです。


頑張ってそういう医者になってください}と。。。。ーーーーーー



孫にもきっと印象深く残っっていてほしいです。



見ないで捨ててしまわないでよかったことでした!!