こんにちは。星野めぐみです。
息子の修了演奏会(という名の卒試)まであと2週間を切りました。
息子曰く、過去、卒試でこの曲を弾いた人はいないそうで、「なんで?」と聞くと、大事な時にこんな賭けみたいなことしないでしょ・・とのこと。
(もっと点数の取りやすい曲を選ぶことが一般的なのだそう)
でも、先生は出来ると思って勧めてくれたんだと思うし、自分も成長できると思った。というのが決めた理由だそう。
しかしですね、息子は小さい頃から、自分で自分に呪いをかける癖を持っています(笑)
本当に毎日、真剣に練習するのですが、練習すればするほど 出来ていない部分 にフォーカスして自ら落ちて行く時期があるんです。
私は「あら、またいつものが始まった・・」と思って観てるのですが、
ため息をついたり、
出来ない!!とイライラしたり、
時には「こんな難しいの無理じゃん」って怒ってみたり。思うように表現できないことに腹が立つのでしょうね。
でも、私は知っています。彼が必ず出来る事を。
私達が何かが出来ないと落ち込むのは、本当はそれが出来る事を知っているから。
「苦手は才能の種」と何度か書いていますが、元々、素質のないことって苦手意識さえ持てないです。
だから出来ないと落ち込む事は出来ること。
充分に出来る可能性があるからこそ、自分への期待がある。
きっと今回も最高の演奏を聴かせてくれるでしょう。
大阪へ来られる方は是非、聴きにいらしてください。詳細をお伝えしますのでお手数ですがメッセージくださいませ。
余談ですが、曲目は
・F.シューベルト/幻想曲 ハ短調「さすらい人」D760
・C.フランク/前奏曲 フーガと変奏曲 ロ短調 作品18
入場は無料です。(電子チケットは必要です)
演特の同級生4名とも、本当に素敵なピアニストですよ