よく自分を整える為には、心と身体、どちらの方が大事なの? と聞かれます。
確かに、現在 整えるたための様々な療法があり、またそれぞれにアプローチの仕方が違います。
私自身も長い間、心を整えるアプローチを優先させていました。
その後、食事によって身体を整える方法を知って、自分でも実践してきました。
結果、私の結論としてはどちらも有効であることを確信しています。
もちろん、心と身体は切り離せないものであり、片方ばかりにエネルギーを注いでいても、期待されるような結果はついてきません。
心が元気でないと、身体も元気ではないし、その逆もしかりです。
現実は思考が最初で、その後に創られるということから考えれば、心かなと思いがちですが、実際私が体験したのは、自分にとって適切な食事をしていると、やたら体調が良くなって、精神的にも前向きになり、その結果 毎日が充実してきます。
ここで大事なのは、自分にとって適切な食事というところです。
私達は、いつも健康的なものばかり食べたいわけではありません。
時として、やたら甘いものが食べたくなったり、こってりとしたカロリーが高そうなものを食べたくなったり、ジャンクフードと言われる、カロリーだけ高くて、まったく栄養素的にバランスが取れていないもの、はたまた添加物がたくさん使われている既に調理されたものとか、が食べたくなることがあります。
そんな時は、身体の欲求を素直に聞いて、食べるのが心の為には一番なんです。
ですが、そんな日々が毎日続いたら・・・そう、わかりますよね。
ただ、なんでそういうものが無性に食べたくなったのかを考えると、心が満たされていないからなんです。
心の隙間を埋めるために、手っ取り早く気分を上げることができる、そういった食事がしたくなるのです。
現に、心が落ち着いている時は身体に負担がかかるような食べ物を欲しません。
じゃあ、やっぱり心を整えることのほうが先決なんじゃないの? と思いますよね。
ようは、親鳥と卵の関係、と思えば一番わかりやすいかもしれません。
どちらも大事、どちらが先でも後でもありません。
だからどちらのアプローチも有効なのです。
逆に、私が実感として言えるのは、心にも身体にも良くないのは、ガチガチに物事を捉えてそれがストレスになってしまうこと。
例えば、これが身体に良いからとそれしか食べない。身体に悪いものは一切食べないように自分に制限を課す。
あるいは、心の安寧の為に毎日瞑想を決められた方法でやらないと、気が済まない・・・など。
こういったストレスに陥らないように、たまにはぐうたらしてみる、ポテトチップスを一袋食べきってみる、などとことん自分を甘えさせてあげることがバランス感覚を失わない為にも大事です。
本当に心も身体も整ってくると、自分に対して無茶な要望もしなくなりますから安心してください。
今日も一日楽しいくお過ごしください。