先日あることに気が付きました。
自己イメージについてです。
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今まで、すごく恥ずかしがり屋だった友達の一人が、急に堂々と自分のことについて話し出したり、はっきりと自分はこう思うって意見を言えるようになっていたんです。
なにか自分を変えるようなことをやったのかな?と思い、本人に聞いてみました。
「〇〇ちゃん、最近よく自分のことしゃべるようになったね。なんか心境の変化あったの?」って。
そうすると、「えっ、そうかな? 特に何も変わっていないと思うんだけど」との答え。
「いや~、なんかあったんじゃない。 だって、前は全然自分のことしゃべらなかったじゃない?」
「そうだっけ?」とニコニコしながらはぐらかすような答え。
ただ、良く聞いてみると、新年になってから今年の自分の目標を立てたいなと思い、自分の今までのやったことリストを作ってみたとのこと。 仕事の面や、家庭について、恋愛関係などなど。
そうしたら、そのリストが思いの他充実したもので、自分でも「なかなかやるじゃん!」ってものだったそう。
そのうちに、なんで今まで自分のことあまり人にしゃべらなかったんだろう?って思い始めたとのこと。そうしたら、自分の中で沸き起こってきたのが、「自分は大したことない」っていう思いが常にあったと。
だから、友達との会話の中でも積極的に自分がこうだった、ああだった、と敢えてしゃべろうともしないで、いつも聞き役に回っていたと気が付いたと。
でも本当はどんな些細なことでも、堂々と話せる自分になりたいし、聞いてもらいたい、って思っていた、とも。
私は彼女がこんな風に自分のことを思っていたことに、ビックリすると同時に、その人の内側でどのような思いがあるのか、聞いてみないとわからないものだなってつくづく思いました。
だって、〇〇ちゃんは傍からみるといつも自信に満ち溢れて、何事にも前向きに取り組んでいるというイメージしかなかったから。
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自己イメージは知らず知らずのうちに出来上がっているもの。
たまに立ち止まって、「それって誰が創ったもの?」と聞いてみるとその先の人生が大きく変わるかもしれません。