男性に対して言いたい事を言えないでいるのって、「私の事は粗末に扱って良いです」って言っているようなものです。
だって、自分の本音を伝える事すら放棄して、自分すら自分自身を粗末に扱っているという事だから。
言いたいことが言えないのは、嫌われたくないからとか、拒絶されたくないからとか、言っても無駄だと思ってるとか、色々でしょうけど
その上に成り立っているうちは、偽りの関係です。
本音を隠して相手の気持ちを留めようとするコントロールですから。
異なる人間同士なんだから、分かり合うのは無理です。
でも、お互いの考えや気持ちを知って心を通い合わせる事はできます。
考えや気持ちは言わなかったら伝わらないし、相手にも、聞かなきゃ分からないでしょう?
お互いの本音を知って心を通わせる関係には必ず愛があります。
本当の意味で愛し愛される関係って、それしかありません。
でも、本音だからって何でも言って良いわけではない。
依存心が強い女性は、
「私の感情の責任取ってよね!」って喚き散らしたり、相手の考えに口を出したりしますけど
男の人からしたら、向き合う気は一気に失せます。
恋人だろうと夫婦だろうと、言う権利がある事と、ない事があります。
彼に対して怒って良いのか何なのか分からなくて、「私が悪かったの?」と考えてモヤモヤするのもそうですけど
自分と相手のボーダーラインを認識できてないと、言うべき事が言えなかったり、言っちゃいけない事を言ったりするんです。
自分の問題なのか相手の問題なのか、それを見誤るから、伝えるべき事とそうでない事の見分けがつかないんです。
「あんなこと言われて悲しかった」とか「傷ついた」とか言う人がいますけど、何で私は悲しくなったのか、何で私は傷ついたのか、そこを見てないんです。
私なんて昔は、夫から「使えない女だな!」とか「頭おかしんじゃねーか?」なんていうひどい暴言を言われていましたけど
それでも、傷つくかどうかは自分の問題です。
例えば今同じこと言われたとしても
「自分の思い通りにならないからって、めちゃくちゃなこと言ってんじゃねーよ」で終わりですよ。
相手がどう思おうと、言ってこようと私は私ですから、傷つく理由がないですもの。
そして、暴言を言う人と一緒にいるかどうかっていう自分の問題に向き合うだけ。
大事にされたいって言う人ほど、自分と向き合ってないです。
自分の本音が何なのかさえ分からないなら、今すぐ自分と向き合って下さい。
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