新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、47都道府県のうち、39都県で3月31日までに打った高齢者の割合(接種率)が8割以上になったことが1日、政府集計で分かった。残る8道府県も7割以上となった。高齢者全体では、3回目を打ち終えた人は82.3%だった。 高齢者接種が進んでいるのに対して、全人口では4割にとどまっている。政府は、現役世代への接種を加速させたい意向だ。 デジタル庁のワクチン接種記録システム(VRS)によると、都道府県別で高齢者の接種率が最も高かったのは、岐阜県で88.5%。長野県が86.4%、佐賀県が86.3%で続いた。