私自身仕事上、メーカーの方とお会いする機会がとても多く、特にブランドマネジャーやMDの方、営業の方とお話させて頂くことが増えました。

どのブランドも、ブランドのコンセプトに基づき、商品が企画され、生産され、ショップにならび、販売スタッフが店頭で販売をする。

どの部分がなくなっても、成り立ちません。そのため、各セクションに担当の人間がそれぞれ業務を行っています。

特に、メーカーの営業は百貨店とメーカーのパイプ役で、また店頭人財とメーカーのパイプ役でもあります。重要なポジションです。担当営業と売場スタッフが十分話し込みをして、ベクトルが一緒でないと、ショップを運営していく部分で不具合が出てきます。

私があるメーカーに勤めていて、ショップ店長をしていた頃、百貨店での大きなイベントに対しての計画を立てていた時のことです。

大きなイベントという事で、かなりの動員が見込めると予想されていたので、各ブランド気合いが入っていました。もちろん、営業含め、そのイベントに関しての情報は通達していました。

商品供給の面、人員体制の面、演出スペースの確保など様々な部分の対策を担当営業と事前に打ち合わせする必要があります。

結局、他の店舗もイベントが重なり、十分な打ち合わせが出来ませんでした。

商品フォローしてもらう分の半分くらいは自分で集め、さらに演出スペースは、自ら百貨店のマネージャーにかけあい確保しました。

なんとかイベントに臨むことが出来ましたが、私の思いが担当営業に伝わっていなかったのかも知れませんし、どちらがどうこうということではないですが、そのうちに信頼関係を失い、十分な店舗運営に支障が起こります。

今思えば、交渉能力や行動力などが芽生え、自分の自信になったのはこのときだったのかも知れません。

最近、お話させて頂くメーカーの方々は、現場の声に耳を傾けることを意識されている方が多く、店頭人財の重要さを認識されていらっしゃいます。

そういったクライアント様にご要望の人財を提供して、同じベクトルでお取り組みできる様に、いい人財の確保と共に、われわれも成長させて頂きたいと思います。