業者保護っこのあんずちゃんを預かって1週間後、かかりつけの病院に連れて行った。

保護された日に、向こうの病院で必要な医療はかけて頂いていたけれども、これからお世話になる先生にも、診てもらっておきたかったから。そしてその場で、3ヶ月先の避妊手術の予約をした。3ヶ月先まで里親さんがみつからないと思っていたわけではないけど、とりあえず。


うさぎの女の子の避妊手術には、二つの意味がある。


一つは、子宮の病気の予防。

3代目のノンタンと、4代目のショコラは、家に来てすぐ血尿?で病院に行き、すぐ避妊手術を した。どちらも子宮腺癌だった。幸い無事に手術は終わり、 両方ともそれから5年は生きてくれたのかな。でも、手術後の1年は、レントゲンに通ってた。若いときに避妊手術しておけば、避けられたこと。


ノンタンとショコラ


もう一つは、望まない繁殖の防止

ほんのちょっとだけ、多頭飼育崩壊の里親会の手伝いに行ったことがある。たった6匹?のうさぎが、300匹以上に。目にしてはいないけれども、生まれても育たなかった子が、たくさんいたと聞いた。多すぎて喧嘩して傷だらけだったり、目が届かなくて小屋から脱走して傷ついたり。母うさぎの立場にたったら、本能で繁殖して、必死で子育てして、その子が怪我したり死んでしまうなんて辛いだろうなと。それもすべて、避妊手術さえしていれば、防げたこと。

はじめてあった日の青

あんずちゃん、お問い合わせは数件あったけれども、結局、避妊手術の日まで里親さんはみつからず、予定通り約5ヶ月、少し早いけれど避妊手術をした。若くて健康状態もよく、気候も良い時期だったので、当日から翌日にかけての食欲不振程度で、無事に1週間で抜糸もすんだ。


あんずちゃん、その後無事に里親さんが決まった。避妊手術代の半額を里親さんに負担してもらうという条件も了承いただいて。(実際には避妊手術代の全額を頂いてしまった)


これから先、保護っこの預かりをする機会があるかどうかはわからないけれども。そういう機会があったら、避妊と去勢はさせたいと思ってる。そのためにも仕事見つけて稼がなきゃね。