★咲ちゃんが一面トップに
2023年12月26日(火)退団を発表し、
12月27日(水)記者会見をした雪組トップスター彩風咲奈(93期・研17)
出身地の愛媛新聞は、咲ちゃんの退団を一面トップで報じたそうな。
地元の星ですものね、咲ちゃん。
記者会見には村上理事長が同席。
「本日は彩風の退団に関わる質問のみ」と限定して始まった会見。
日刊スポーツが一問一答をまとめてくれました。
ありがたや、ありがたや。
-退団まで9カ月、どう過ごしていくか
【彩風】
私は自分でもかっこいいトップスターじゃなかったと思っています。
雪組の男役の集大成としてはもちろんですけど、これからもかっこつけることなく、いろんなことに挑戦して、転んでもがいて、体当たりで、最後までやりたいと思っています。
(雪組は)ほんとにみんな優しい、どんな時も見守ってくださるような。
上級生も下級生も、自分をさらけ出せる環境をつくってくださった。
みんなが温かい組を作ってくださった。
-かっこいいトップスターではなかったと思う理由は
【彩風】
思い描いていた、自分が見てきたトップスターさんに比べて、今も。
まだまだどの方にも届いていない。
まだまだできるんじゃないか、というのがありまして。
1回の公演に100練習とか、私は不器用ですし。
そんな私を、コソコソ(練習を)やらなくても、みんなが100回の練習を見てくれる。
そこが、自分の理想の中ではトップスターさんは完璧で-というのがあって、私の中での「かっこいい」とは離れていて(笑い)
-退団を意識したのは
【彩風】
就任した時から、次に私がする一番の大仕事は、宝塚を卒業することだなと頭にありまして。
具体的にいつとは決めていませでしたが、私はやはり、宝塚の男役が大好きで、でも、毎日毎日の舞台にやはり自分がベストパフォーマンスで出ることが一番だと感じておりますので、自分がどこまでそのお客さまに良いものをお届けできるかということで、これぐらいの時期かなというのは考え始めました。
一番強く思ったのはオデッセイで、1月の東京(公演)ができなくなり、梅田芸術劇場で夏に上演があり、お客さまの温かさに。
今でも思い出すと、もう、本当に涙が出るぐらい、幸せな公演でした。
そろそろかなって。
-雪組の仲間にはいつ伝え、どんな反応だった
【彩風】
会見の少し前に。
皆さん、すごく温かく受け入れてくれました。
いつも通り稽古も。
本当に何か特別にということもなく。
退団を決意してからは、自分だけが分かっているのが寂しくなってしまったりして(笑い)
皆さまにも早くお伝えしたかった。
来年も雪組で頑張っていくという気持ちで臨みたかった。
-トップ娘役の夢白あやには
【彩風】
この(今作の)お稽古が始まってすぐに伝えました。
彼女とはやっと1年ですので、あやちゃんには「自分の宝塚人生をまっとうした」と思える時に退団してほしいと言いました。
その後、彼女から「自分はまだ宝塚でやりたいことがあるので」と言われました。
質疑応答の一部を抜粋したものだろうし、言い切る事はできないけれど。
今回はお決まりの「結婚のご予定は?」はなかった模様。
聞きづらいし、答えにくいですよね。
もしかしたら、今回を契機に「結婚のご予定は?」が消えるかもしれませんね。
いまや、セクハラ扱いされる質問ですから。
切り返し方に、各自の個性が出たり、茶目っ気を見せてくれたり。
セクハラ質問に嫌な顔を魅せず、むしろユーモアで切り返した代々のトップさん達に感謝。
旧Twitterにて、スポーツ報知さんがかようなコメントを寄せて下さっています。
雪組トップ・彩風咲奈さんの退団発表会見が先ほど終わりました。
ある種、緊迫した空気の中で、普段は退団会見に来ない媒体からのストレートな質問にも誠実に対応した彩風さんに改めてリーダーたる理由を感じました。
終了後は私もいつもより多めに拍手しました
https://hochi.news/articles/20231227-OHT1T51044.html…
「普段は来ない媒体」…なるほど。
いつも来て下さってる報知さん…
…ありがとうございます…!
▽ ねむねむ
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