地上波で流れる数少ないタカラジェンヌ登場番組のひとつ。

それは『旅タカラジェンヌ極』

『いにしえ逍遥』のリニューアル版ですね。

地上波といっても、ローカル局(KBS京都)のみの放映。
神戸サンテレビと並び、タカラヅカ番組の放送率が高い KBS京都。
ありがとう、ありがとう…!

さて、2018年11月5日放映『旅タカラジェンヌ極』は、縣千が高知へ。

これ、スカステでは放映済分ですので、タイムラグはゆうに1ヶ月超でしょうか。

スカステ組さんにとっては今更ですが、視聴感想でございます。

凱旋門が終幕してから、久々に見る縣くん。
とりあえず可愛いな、オイ。

いや、カッコイイと言うべきか?
カッコイイは、舞台の感想で言うからいっか。(←オイオイ)

スカステでは15分ずつ2回に分けて放映しますが、地上波ではまとめて30分番組として放送。

あっという間の30分。
反応がいちいち可愛くて、参りました。

高知(土佐)といえば坂本龍馬。
…という事で、坂本龍馬記念館で学芸員さんにつきっきりで案内してもらった縣くん。

途中で何度かクイズを出され、真剣に考えていました。

1問目は『坂本龍馬の実家は何をしていたか?』

縣「ヒント下さい」
縣「何か作ってたんですか?」
縣「何か売ってたんですか?」
などなど、ヒントプリーズな縣くん。

それに対して学芸員さんは
「作ってない」
「売ってはいない」
「今も街中に看板はある」

これらのヒントを貰うたび、キョトンとする縣くん。
可愛いな、オイ。

「わかりません」と降参する縣くん。

答えは「質屋」

縣「…しちや……」

虚をつかれたテイの縣くん。
そりゃそーだ、平成生まれさんだもの。

私は「作ってない」「売ってない」で金融業だなとアタリはつけましたが、「看板」で「金貸し?」と。

なるほど、質屋さんですか。
でも、街中に質屋の看板ありますか?
昔はともかく、近年は見かけた記憶がありません。
高知には今もあるの??

2問目は「坂本龍馬が日本で最初にしたことは?」

大政奉還(とは言わなかったけど、その意味の解説)と答えた縣くん。

学芸員「もっとプライベートな事です」

縣「なんか聞いたことあります、何だったかな…」

額に手を当て、目を瞑り、真剣に考え込む縣くん。

縣「…ハネムーン、新婚旅行ですね?」

ピンポン、ピンポーン。

縣「何かで見たことあったんです!」

正解を言い当て、ご満悦の縣くんでした。

坂本龍馬が書いた手紙や、遺品を見ながら、解説を受けていた縣くん。
短筒(ピストル)のところで、

学芸員「これは、高杉晋作から貰った物だそうです」

高杉晋作の名を聞いた瞬間、目がキラッと輝き、顔がピコーン!となる縣くん。
学芸員さんの説明を一通り聞いてから、

縣「高杉晋作さんのお名前に反応しました」

みずから告白、ムヒムヒ嬉しそうに。

縣「高杉晋作さんは演じた事がありますので」

早霧せいな&咲妃みゆ退団公演『幕末太陽傳』の新人公演で、高杉晋作(本役・望海風斗)を演じましたものね。

次いで、海釣りに挑戦。 

縣「釣れましたよ!なんて言うんですか、このお魚?」
 
糸を垂らすと、真鯛やフグなど面白いように釣れる、釣れる。
2匹同時に釣り上げたりも。
力一杯、釣り上げるのに夢中で、思わず、

縣「釣れたでー! あ、関西弁出てもうた」

ウヒャウヒャ夢中で釣りまくる縣くん。

縣「フグが釣れました! フグですよ、フグ♡」

フグにやたら反応する縣くん。
いや、確かに珍しいけども。

縣「ごめんねぇ…」

はしゃぐあまり、しばらく手にのせていたフグを、そっと水を湛えたバケツに放す縣くん。
エラ呼吸のフグへの思いやり。

ナレーションでも「意外な才能」と驚かれてましたが、ほんまに。
来年度の宝塚おとめから、「特技・釣り」と書けますね。

でも、宝塚で「釣り」といえば、観客のハートを掴むことを指しますが。
そちらにも才能を開花してくれたまえ、縣くん。

釣りの後は、グルメ。
大きな鉄製のフォークのような器具に魚をのせ、ドラム缶の火で炙る豪快な料理。

縣「重い! 熱い!」

…と悪戦苦闘するも、誰も助けてくれず。
男役さんって、男の子扱いされちゃうのかな。

縣「これは娘役さんには無理だ、腕きたえてて良かった…」

見事にミッションを終え、切り分けますが、一切れが分厚い。
1〜2㎝幅くらい?

縣「厚くなっちゃった…」

いいよ、大丈夫とのフォローの声に励まされ、分厚いまま切り分けます。
どうぞ、と勧められた縣くん、

縣「いいんですか?」

嬉々として、真ん中のとりわけ分厚い一切れをチョイス。

縣「中はレアですけど、外側はパリパリ。美味しいです♡」

ご満悦の縣くん。
続いて、高知スイーツをいただきます。
牛乳の代わりに脱脂粉乳を使った、アッサリ風味のアイスクリン。

アイスクリンの発音に反応する縣くん。

縣「アイスクリン、なんですか。アイスクリン、だと思ってました」

高知での正確な発音を確かめ、繰り返してみせる縣くん。
そして、お相伴にあずかります。
説明して下さる女性店員さんを見上げながら、

縣「美味しいですね〜♡」

キラキラ笑顔を振りまく縣くん。
店員さんもニコニコ。
美味しいもの食べられて、良かったね。

最後は、高知の工芸品。
紙梳き体験にチャレンジ。
梳いた和紙に花をのせ、オリジナル色紙が完成。

何度も来訪する方の中には、押し花を持ち込まれる方もいるそう。

縣「私、押し花つくるの好きだったんです。よく作ってたなぁ」

乙女な顔を覗かせる縣くんでした。
ロケ中はあいにくの雨天にも関わらず、ミッションを敢行した縣くん。
海釣りや、野外で魚を焼いたりする時は曇天に。

太陽は顔を見せなかったけれど、代わりに素敵な太陽が輝いていました。

……うん。ごめん。
縣くんの笑顔です。


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