今日は2018年7月13日ですが、話題は9日(月)に遡ります。

ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』放送。
パーソナリティは小山乃里子さん。
ゲストは雪組の縣千。
話題は主に『凱旋門』新人公演について。 

ラジコを利用すれば、一週間以内なら過去放送も聴取できます。
よかったら、どうぞ。

…って、私も教えてもらっての事ですが。
地域によっては有料版でないと聴けないそうですし。

正直、ここのところ、縣くんには驚かされっぱなしです。
新人公演でも、ラジオでも、こんなに出来る子だったなんて。

もっと不器用なピヨピヨちゃんかと思いきや、堂々たるものでした
芝居もトークも上手いし、噛まないし(ラジオでもすらすら話してた)

話す内容がまた、なんというか……物語になっていました。
縣千という人物を知る手掛かりであり、ストーリー。

新人公演当日に、終演直後に収録したようですね。
それにも驚きました。

疲れを感じさせず、むしろ、なんて爽やか。
ワクワクして、これから冒険の旅に出る青年の風を感じました。

小山乃里子さんの包容力を感じるMCのおかげもあって、なごやかなトークタイムでした。

小山さん、ありがとうございます。
縣がまた出演する機会を得ましたら、どうぞよろしくお願いします。
(どんな立ち位置?)

縣くんが『上田先生』と呼ぶ時の発音がさりげなく関西風味なのもツボ。
地名や人名など、固有名詞も独特のイントネーションになるなる、は関西人ならわかるよね。

それでは箇条書きで、ざっと「こんな事を話してた」とメモしますね。 

話した内容を、ニュアンスでまとめています。
ご諒承くださいますよう。
 (今後も聴き返し、より正確な言葉に修正していく予定です)


★初主演おめでとう。落ち着いてたね(小山)

緊張する・しない以前に、新人公演のお稽古場から、ずっと「ラヴィックとして、どう在るか」を意識してきました。
新公当日も、舞台に立った時も、袖にいる時も、ラヴィックで在り続けていました。


★初主演について

お稽古期間も、当日も、『ラヴィックとして生きる事』を意識していたが、主演という事はあまり意識してなかった。
(お芝居が終わり)挨拶するときになって、主演を自覚しました。 
いつもの舞台(のフィナーレ)と違って見えました。
とても温かくて、安心できる空間でした。


★ラヴィックについて

ラヴィックは生きながら、死んでいた人。
それが、シュナイダーさんへの復讐や、ジョアンとの恋で、生きる事を実感できた。
ちゃんと生きる事ができたから、死んでいけるんだと…。

そんな風に、上田久美子先生と話し合って、解釈に至りました。
上田先生はDVDや本を貸して下さったり、役作りの材料集めも手伝って下さいました。


★本公演(ヴィーゼンホーフ役)と混乱しなかった?(小山)

私にとって、(本公演と新人公演は)全く別の物でしたので、混乱はしませんでした。

ヴィーゼンホーフは不倫ですが、ルートさんとの恋に救いを求めた。
弱いところもありますが…。

対して、ラヴィックは強い男性です。
柴田先生がお書きになられた、確固たる男性像。


轟さんから、どんな事を教わりましたか?(小山)

「見て学びなさい」と仰いました。
轟さんは遠くて大きな存在。
果たして、私などがお近づきになって良いものかと…。
畏れ多いと思っていましたが、とても優しい方です。


★凱旋門って難しいよね。先々週のゲスト・ひとこちゃんは「解らないからパリへ行った」と。(小山)

私もパリへ行きました。 

(小山『ひとこちゃんと一緒に?!』)

永久輝さんとご一緒ではありませんが、同じ時期に。
凱旋門の大きさに驚き、実際に登ってみて凱旋門からパリの街並みを見下ろして…。

ちょうど雨が降っていて、これは歌うしかないだろう、と。
その時はまだ新人公演の配役発表前でしたが、「パララ、パララ…」と歌って踊りました。
(同行者の)同期に見てもらいながら。


★お芝居が上手くて驚いた(小山)

真ん中に立たせてもらったから、(演技や演じた役を)認識して頂けた。
今の私では、端にいたら、認識してもらえないだろう。
どんな役でも、認識してもらえるよう精進したい。
私の課題です。


★縣千はショーのイメージが強い。ダンスが得意だよね(小山)

踊りは得意というより…好き、大好きです。
ですが、お芝居に比べると、成長や変化がわかりづらい。
お芝居は作品によって、違う役を演じ、それぞれの変化があります。
ですが、ダンスはずっと変わらなくて…(不安を感じる)
だから、ショーの方が怖いです。


★縣千ってすっきりした名前、由来は?(小山)

出身地の宇治にちなんだ名前もいいかな、と思いました。
小さな頃から、今もたまに行く『あがた祭り』から。
小学校の頃、帰り道に(お祭りの屋台の)カステラもらいました。
千は、本名から。
『縣千』と決めるにあたり、本当にこれでいいのか?…と家族で話し合いましたが、「潔くていいだろう」と。

★ひとこちゃんが「あがちんは小さい頃から、(新公で)私の役をやってくれたし、外箱はほぼ必ず一緒。時々、空回りしちゃうけど、真面目で一生懸命な努力家です」と言ってたよ(小山)

永久輝さんには本当にお世話になっています。
初めての新人公演(星逢一夜)で、永久輝さんのお役をさせて頂いて…。
まだ、新人公演がどういうものかも解らない頃から、色々教えて頂きました。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。

この他にも、たくさんお話をしてくれました。
番組の最後に、新人公演の主演あいさつが流れます。
今、聴き返しても、胸が熱くなります。

願わくば、ピヨピヨモードの箇所も放送してほしかった。
ありのままの縣くんの挨拶、笑いだけでなく、深く伝わるものがあったので。


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