2018年2月19日(月)宙組誕生20周年記念イベントを観覧して参りました。

当ててくれた雪担Iさん、ありがとうございます♡
ここをお読みになられてませんが、気持ちだけ。

客席には作曲家フランク・ワイルドホーン氏の姿も。
拍手が湧いたから、振り返ったら、ワイルドホーンさんが。
客席に投げキッスされたり、お茶目。

それでは、観覧の感想とレポをざっくりと。


18時半スタート、19時45分頃終演でした。
寿つかさ、美風舞良の正副組長が司会。
舞台中央には巨大スクリーン。
開始の挨拶後、司会2名は下手へ移動。

宙組誕生映像コーナーは、1998年の発足から順を追って、多様な作品をピックアップ。

『銀河英雄伝説』の映像が出た時、あまりの麗しさに息を呑みました。

るろうに剣心、ポーの一族の前に、銀英伝があったよ!

作画担当・道原かつみ氏の美麗な登場人物を、宙組生一同で見事に再現してました。

スクリーンには、ラインハルト凰稀の腕に抱かれ、死んでいくキルヒアイス朝夏が。
ナイスセレクトです、編集担当さん。

『神々の土地』では、フェリックス真風がドミトリー朝夏の手を握るシーンがしっかり登場。
わかってはるなぁ、編集担当さん…!

実咲凜音(アイーダ)、伶美うらら(アムネリス、イリナ)も映って、両手に花の粋な計らい。

次いで、ゲストの歴代トップスターを迎え、思い出を語ります。
すっしぃさん、まいらさん、めっちゃ嬉しそうで、見てるこちらもワクワク。

OGトップは、姿月あさと、和央ようか、貴城けい、大和悠河、大空ゆうひ(祐飛)、凰稀かなめ、朝夏まなと。

朝夏さんから、就任が後の人から順番に登場。
上手袖から登場し、舞台中央で挨拶してから、下手の司会の元へ。

寿&美風 「すっかり女性になって」

朝夏 「いやいや…(照)」

寿 「何て呼べばいいのか…まぁくんと呼んでいい?」

朝夏 「はい、今日はまぁくんで」

…と承諾した時の声と表情は、茶目っ気あふれる男役・朝夏まなとに戻っていました。

朝夏さんは、ショートボブにふんわりパーマ。
宙組カラーと宝塚のすみれになぞらえて?…でも、主張しすぎない淡い藤色のネイル。
切替ブラウスタイプのグレーのトップスに、黒いパンツ。
足元はルブタンの黒いピンヒール。

朝夏 「私はちょうど昨年11月19日に退団したので、今日は退団三ヶ月記念日なんです」

まぁ様にとっても、アニバーサリーな日なんですね。

そして映像を流しながら、懐かしトーク。

『王妃の館』で、北白川右京とルイ14世が「ベルサイユへ行こう」と歌う場面。

朝夏 「ちょうど去年の今頃、ここで演ってたんですね。早いなぁ」

キャッキャしながらも、ちょっとしんみり。
続いて、退団公演のショー男役群舞、大階段で黒燕尾の映像が。

朝夏 「あぁ、これは…!」

感無量な様子で、中央スクリーンに映し出される群舞を見上げる朝夏さん。

寿 「まぁくんが一人で踊り始めて、それに一人また一人と続いていって…」

朝夏 「はい。後ろから来る皆のパワーを感じながら踊らせて頂いて、幸せでした」

寿 「まぁくんも、皆と同じシンプルな黒燕尾でね」

朝夏 「長い曲でしたけど…最初に娘役さんと踊って、男役の総踊りになって」

寿 「映像みたら、男役に戻った?」

朝夏 「…ちょっと」

イタズラ小僧のようにほくそ笑む、まぁ様でした。

次いで、凰稀かなめ登場。
黒髪をアップスタイルに結い上げ、ベージュと金のゆるやかパンツスタイル。
ゴージャス!

凰稀さんは舞台中央で手短に挨拶するや、小走りで司会の元へ。
小走りといっても、脚が長いから一歩が大きいんですが。

寿 「え、(ご挨拶は)もういいの?」

凰稀 「うん、緊張した〜」

かなめさん、現役トップ時代とイメージが違うような。
なんだか可愛い。
…あ、星組で柚希礼音さんとじゃれ合ってた時は、こんな感じだった気がします。
(今まで散見してきた過去映像から仕入れた知識)

凰稀 「私は2月15日で退団したから、退団してちょうど3年なんですよ」

背後に着席した朝夏さんを見やりながら、凰稀さんにっこり。

寿 「退団して(朝夏に向け)3ヶ月と、(凰稀に向け)3年」

なんだか繋がりを感じますね、とすっしぃさん。

映像は『風と共に去りぬ』のレット・バトラーが大映しに。
「今と全然違う〜〜!」と3人でキャッキャ。

凰稀 「もみあげと眉毛が太い!」

寿 「なんだか、リカじゃないみたい」

凰稀 「お稽古場でも、もみあげ付けてたけど、すごく自然で」

寿 「そうだった、付けてたね」

凰稀 「風と共に去りぬの大劇場公演は、天海祐希さん以来だったんですよ」

なんだか、ちょくちょく再演してるイメージがありますが、

凰稀 「地方公演はしてましたけど、大劇場は20年ぶり」

なるほど、そうだったんですね。
続いて、映像は『ベルサイユのばらーオスカル編ー』

凰稀 「これはとても思い出深い作品です。普通のベルばらと少し違ってて、オスカルの人生を描いた歌を新たに作って頂いて」

『女に生まれて、男として生きて』と歌詞を紹介する凰稀さん。
その節、ちょっこり歌って下さいました。
まぁ様も先ほど『ベルサイユへ行こう』と少し振りを付けて下さいました、そういえば。
やめてなお、元トップを躍らせるベルサイユ…!(…という事にしておいて下さい)

凰稀 「この時はもう退団が決まってて、発表前だったんですが、私の(宝塚)人生にも重なる歌詞をつけて下さって…」

感慨深かったです、と凰稀さん。
話し終えて、まぁ様の隣に座ったかなめさん。
まぁ様に楽しげに話しかけておられました。
まぁ様も、にこにこ。

この後も、上級生がお話しされてる間は神妙に耳を傾けていたOG下級生のリカ&まぁ。
ちょっとした間隙を縫っては、凰稀さんが朝夏さんに話しかけ、二人してにっこり。
リラックスした仲良しっぶりでした。
凰稀さんが話しかけ、まぁ様は聞き役という、ラインハルト&キルヒアイスのようでした。

…という訳で、まだ触りなのに、いくら書いても終わりが遠い…。

真風涼帆&星風まどかの現役トップコンビが登場するまで、まだまだ。
とりあえず、ここで一旦アップ。
続きます。


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