1月2日は、雪組『ひかりふる路/SUPER VOYAGER』東京公演初日。

そして、NHK-BS 「新春・宝塚スペシャル『輝くトップスター』」ON AIR。
雪組トップコンビ(望海風斗&真彩希帆)のインタビューと共に、ショー『SUPER VOYAGER』が放映されました。

どちらも、おめでとうございます。
雪組DAYですね。

『輝くトップスター』には、轟悠・明日海りお・真琴つばさ・紫吹淳といったトップスター経験者のインタビューも。

では、現役トップスターお二方のインタビュー抜粋です。
(OGお二方と轟悠理事は、別のお題で語っておられました)


★明日海りお・憧れのトップスター

明日海 「初めて宝塚を観ましたのが、月組の『LUNA』と『BLUE MOON BLUE』という作品で、その時トップをされていた真琴つばささんが大好きでした」

明日海さんのインタビュー後、真琴さんのインタビューが流れました。
この愛の告白、真琴さんもしっかり聴いて下さった事でしょう。

明日海 「(真琴さんは)男役の華やかさと力強さと、色んなものを持ってらして、当時はDVDではなくてビデオテープだったので、それが本当に擦り切れるほど(繰り返し)観てたので…」

そんな明日海さんが、トップスターとして目指すものとは?

明日海 「極めようとすればするほど、足りないって感じるもので。私は本っ当に憧れて(宝塚に)入ったので、もう何か…やってもやっても、理想の男役って、こう(片手を胸に当て、そこから引き延ばすように片手を伸ばし)遠くにあるように感じています」

ご自分に厳しく、妥協を許さない明日海さん。
だからこそ、今の明日海りおが存在するのでしょうね。

明日海 「今までの歴史と、プラス『自分の個性・キャラクター』みたいなものを融合させて、どういう男役を創っていこうか、というものを…そうですね、これからも追求して、卒業していく時に『これが私の男役でした』と悔いなく言えるようにしたいです」

明日海さんの男役芸は、ひとつの完成形を成しつつあるように思います。
それが、『ハンナのお花屋さん』のクリス・ヨハンソン。

明日海 「初めて(宝塚を)観た時の胸の高鳴りをずっと忘れられずにいるので、初めてご覧になるお客様にときめきを感じて頂きたい、っていうのが一番ですね」

私は初めて…ではないけれど、クリスを思い出すと、もれなくトキメキが止まりません。
奇しくも、明日海さんのインタビュー中、流れていたBGMは『ハンナのお花屋さん』の楽曲でした。

曲タイトルは『WISH』でしたか。
希望に満ちて宝塚へ入団し、今もなお願いを込めて、ひたすら歩み続ける明日海さん。
外柔内剛を、そのまま人間にしたような方だと思います。
『WISH』は優しく切ない曲調ながら、真摯で力強い歌でもあります。
改めて、明日海りおにピッタリはまる楽曲ですね。


★望海風斗・憧れのトップスター

望海 「初めて宝塚を観て、本当に『この人、かっこいいなぁ!』と思ったのが、天海祐希さんで、すごく好きになってしまって、ずっと聴いてましたね、CDを買ってもらって」

★お披露目公演のショーには、天海さんへの想いが綴られるシーンがあります

望海 「天海さんが退団されてしまってから、淋しくて、天海さんに語りかける日記を書いていたのを、たまたまちょっと(宝塚スカイステージの番組で思い出話として)出したら、それを演出の野口先生が拾って下さって」

出ました!
だいもんの名言中の名言!

『天海さんも、そんなことある?』

さすが熱烈な宝塚ファンの野口幸作先生、抜かりなし!

望海 「『天の海に輝く星に憧れて』という歌詞があって、なんか自分が小さい頃かいてた日記がこんな場面にして頂いて…と感動しました」

野口先生から望海さんへ贈る、最高の就任祝いですね。
『おめでとう、憧れの天海さんと同じ場所へ立ったんだよ』と小学生のあやちゃんにまで届けて下さったのだと思います。
野口先生、心憎い…!

以前、語った場所はCS番組(宝塚スカイステージ『ブリリアント・ドリームス』)でしたが、今回はNHK衛星放送。
日本どころか、全世界に発信しましたよ、天海さんへの積年のトキメキを…!
もし天海さんが耳にされたら、とても喜ばれると思います。

そういえば、望海さんが『天海さんもそんな事ある?』日記について語ったブリドリの公開収録で、素晴らしいデュエットを聴かせてくれた相手が真彩希帆。

当時、望海さんは雪組、真彩ちゃんは星組への組替が決まっていました。
天上から降るような2人の声で紡がれる『HOME』
2人の声の美しさ・相性の良さに驚きつつ、
「これが最初で最後のだいきほデュエット…」
と惜しんでから3年。
NHKのインタビューに答える望海さんの隣には、笑顔の真彩ちゃんが。

その後、放映されたショー『SUPER VOYAGER』では、オープニングで望海さんに先んじて登場した画面には『真彩希帆』とテロップが。

2014年11月、花組『エリザベート』東京千秋楽を最後に、花組から旅立った真彩ちゃん。
最後のご挨拶を…と、明日海さんに促された時、ピンマイクもついてなくて、当時のトップ娘役(蘭乃はな)が向けてくれたピンマイクを通して、ご挨拶した真彩ちゃん。

あれから3年と少し、『音楽の天使さま』と慕っていた望海さんに寄り添い、強力にサポートしているなんて…。
感無量です…(涙) 

テロップといえば、主要スターが登場すると、その初登場時(見せ場)に名前テロップが出ました。

真彩希帆 → 望海風斗 → 縣千・彩みちる → 綾凰華・野々花ひまり → 永久輝せあ・朝月希和・星南のぞみ → 朝美絢 → 彩凪翔 → 彩風咲奈 だったと思います。
沙央くらま・愛すみれも、ソロや大写しになる箇所でテロップ出ました。

NHK-BS をご覧の皆さま…
みんな気づいた?
ねぇ、気づいた??

縣くんが…縣くんが…縣くんが…!
畏れ多くも望海さんの次に、名前が出ました…!
みちるちゃんと一緒に。

彩みちるちゃんといえば、『ドン・ジュアン』で望海さん、『CAPTAIN NEMO』で彩風さん、『るろうに剣心』新公で永久輝さんの相手役を務めた演技派の次世代ヒロイン。

錚々たる面子の中で、ひょっこりテロップで縣くんの名前を出して下さり、本当にありがとうございます、NHKさん & 劇団さん。

かつて、同じくNHK-BSで放映された『ラ・エスメラルダ』(2015年)のレーサーの場では、メンバー入りしながらも、殆ど映してもらえなかったのに、今回はかなりガッツリ映り込んでて。
(2015年当時、研1でしたしね、縣くん)

特に、ララランドみたいな場では、彩風・永久輝・縣でトライアングルのカットが多くて。
もう本当にありがとうございます、NHK様…!

素敵なお年玉をいただきました。
正月から、息子の晴れ姿を見せて頂けるなんて…!
縣くんの本当のお母様も、どれほど喜ばれている事か。

あの、縣くんのお母様、録画されてますよね?
もし録画し損なってらしたら、ダビングしますよ?
(お母様はこんなとこ、ご覧になられてません)

縣くんのダンスはしなやかで、全身バネ。
そして、とんでもなく色香を滴らせてます。
朝夏まなと、鳳月杏、礼真琴、水美舞斗、暁千星といったダンサーに並んでいくと期待しています。

良かったら見てみてください…って、明日海さんで始まり、縣くんで締め?
す、す、すみません…。
今年の私も、こんな感じです。(^◇^;)


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