今日は朝から、うれしいニュースが続きました。

 
まず一つは、月組『グランドホテル』映像ツール(ブルーレイ・DVD)販売決定。
8月31日発売です。
 
月組の『グランドホテル』は、ほんっとうに素晴らしい作品でした。
 
複雑で高度なフォーメーションが随所に織り込まれてて。
月組生総出で創り上げた、ハイクオリティな舞台。
キャストのハマり具合も見事でした。
 
初演時には叶わなかった映像化が、四半世紀を超えて実現。
感無量です…!
 
正直、今回も無理だろうな…と諦めてました、私は。
ですが、月担の友人は地道にTCAさんにメールを送り続けてたそうです。
返ってくるお返事も、だんだん光明が見えてきて……ついに!
 
まさにこれ、「雨が降るまで雨乞いする」実例です。
すごいなぁ、たま嫁ちゃん。
私も見習わねば。
 
初演時の映像が残ってて、そちらもブルーレイ販売してくれないかな…。
さすがに無理ですね、それは。
 
もし初演版と再演版を観くらべる事ができれば、かなり興味深いのではないかと思います。
 
オットー(涼風真世/美弥るりか)
男爵(久世星佳/珠城りょう)
グルーシンスカヤ(羽根知里/愛希れいか)
フラムシェン(麻乃佳世/早乙女わかば、海乃美月)
ラファエラ(天海祐希/朝美絢、暁千星)
 
初演版は記憶が曖昧すぎて、印象くらいしか記憶にありません。
なので、あくまでも印象値という事なんですけども…。
 
オットー役の美弥さんは、初演の涼風さんに驚くほど寄せてて、いっそ涼風真世じゃないか?…と思うほどでした。
 
男爵は初演と再演では、かなり印象が異なるかと。
 
初演の久世さんは、落ち着いた紳士(…だったような気がします)
 
珠城りょうは若々しく、無鉄砲な若者。
貴族としての育ちの良さは匂い立ってて、まさにダメなジュニア感ばりばり。
 
久世男爵も、珠城男爵も、原作(映画)の男爵をベースに、より宝塚らしい魅力的な男性像になっていたと思います。
 
不器用でダメダメなれど、愛すべき珠城男爵が個人的にツボでした。
悪党なのに、憎めないし、むしろいい人に見えるんですよね。
 
うわ~、可愛い!
可愛いよ、たまちゃん!
 
ラファエラは役替わりなので、どうしても比べられがちですね。
 
私の周りでは、あーさ(朝美絢)に軍配が上がってました。
 
私は…ありちゃん(暁千星)かな。
 
理由は、初演キャスト(天海祐希)のヌボーッとした不気味な存在感と、ありちゃんのそれが重なって見えたから。
 
そこかよ、判断基準?
 
(すみません…)
(刷り込まれてるもので…)
 
フラムシェンも役替わりでしたね。
こちらは残念ながら、わかばちゃん(早乙女)しか観てなくて。
なので、比べようがないのですが、わかばフラムはとってもキュートで魅力的でした。
 
グルーシンスカヤはね…ちゃぴの為の役だと思いました。
誰かと比較するとか、そんなレベル超えてる。
ちゃぴが演じるべき役だったんだ…と、震えました。
 
原作(映画)では、グレタ・ガルボが演じた、孤高のバレリーナ。
間違いなく、愛希れいかのハマリ役でした。
 
トミー・チューン氏が「彼女はブロードウェイで通用する。今すぐ連れて帰りたい」と仰ったそうですが、その気持ちわかる。
わかるけど、もう少し待ってくれ、トミー。
ちゃぴは宝塚に必要なんだ…!
 
初演(オットー主役版)は、日本人により受け容れやすい価値観をベースに作られていたと思います。
ただ、再演(男爵主役版)は、原作(映画)により近く、より宝塚らしい演出になっているなと。
 
個人的に、私は男爵主役版の方がそそられますね。
キャストに関係なく、ストーリーとして。
 
…いや、キャストも関係あるかな。
珠城りょう演じる男爵が、予想外に若々しく、いいひとなのにダメな奴で、とっても可愛くてね……この味わいを出せるのは、今だからこそ、だったのかもしれません。
 
美弥ちゃんのオットーがまた完璧でした。
 
全キャスト、それぞれが綺麗にピースにはまってて。
奇跡の組合せでしたよ…!
本当にありがとう、このキャストで再演してくれて…!
 
権利関係が厳しい作品の映像化を、諦めずに実現させて下さった劇団さん、TCAさんにあらためて感謝いたします。
本当にありがとうございます…!
 
 
もう一つの嬉しいニュースは、『ハンナのお花屋さん』制作発表会見の様子がタカラヅカニュースで流れたこと。
 
スカステ難民の私のために、明日海Love友さん達が、朝からイロイロ教えて下さいまして。
 
先進国で一番幸福度が高いのはデンマークで、最下位は日本ですと?
明日海クリスさん、デンマークが1位と知って、ぐふっと喜んだそうですね。
 
そして、日本が最下位と知り、「働き過ぎなのかな?」と仰ったそうで。
 
働きすぎは、あなたです、明日海さん。
千秋楽から一日おいて、東京で制作発表って。
制作発表用に、公演中にお稽古してたんですよね。
過密すぎます、そのスケジュール。
ゆきちゃん(仙名彩世)ともども、お疲れ様です。
 
みりゆきコンビの健康状態は心配ですが、制作発表自体はとても素敵だったとか。
明日海さんの大人の男っぷり、半端なかったとか。
 
…で、私はあることを尋ねました。
 
「明日海さん、会見ではマイクを両手でお持ちでしたか?」
 
明日海さん、パフォーマンスではバリバリ男前ですが、会見では一転してマイクを両手で握りしめ、可愛らしいのですよ。
 
ところが、今回はずっと片手でマイク持ってたとか…?
少なくとも、ニュース映像では。
 
マイクを片手で…!
片手でマイクを…!
 
(これ、どんなツボ?)
 
どんどん普段からリアル男子化しつつある明日海さんですが、マイクの持ち方も男子化してきた模様。
 
あぁあぁぁ、みりお様……!
 
実際の映像を見たら、どうなっちゃうんだろう、わたし…。
 
まちがいなく、萌え殺されますね。

 

 


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