月組さんの『ALL FOR ONE』
改めて、公演解説を読んでみました。
日本でよく知られている『三銃士』は、ルイ13世の時代に焦点が当てられています。
ですが、その箇所は、大デュマの大長編『ダルタニアン物語』の序章。
小池修一郎先生は、ルイ14世の治世にスポットを当てるんですね。
(…と、今更ながら頭を整理)
公式サイトの解説から読み取るに、ルイ14世はいわばオスカル様的な存在のようですね。
なるほど納得、かなりタカラヅカ的な作品になりそうです。
うっかりしていて、すみませんでした。
「ルイ14世といえば、真風涼帆」が思い浮かぶ事もあり、昨日の発表には、かなり驚きました。
真風ルイ14世は押し出し抜群、まさに美貌の太陽王。
『王妃の館』観るか観まいか、迷われている方にはお薦めしたいです。
おっと、月組の『ALL FOR ONE』に話を戻します。
ルイ14世の時代であれば、悪の華・リシュリュー枢機卿も、ダルタニアンの想い人・コンスタンスも(原作通りなら)故人ですね。
あくまでも『三銃士』をベースにした、小池先生のオリジナルだという事を失念しかけていました。
元・男役のちゃぴ(愛希れいか)ならではの、中性的なルイ14世を期待しています。
そして、ダルタニアン(珠城りょう)との秘められた恋も。
秘密の花園ベルサイユですね、まさに。