My sweet honey 明日海アーネストを語ったからには、My especially daring 朝夏リリホルンも語らいでか。

リリホルンは、いつ観ても安定のカッコ良さ。
立ってるだけで、台詞は何かを命じられて「はっ!」で終わりがちなリリホルン。
最初で最後の二番手としての舞台でも、なぜか三番手以下の役付の朝夏さん。
二番手って、実は一番おいしいポジションといわれてますが、確かにそうだろうなと思います。
それを味わわないまま、トップ就任が決まった朝夏さん…。
でも、そんな切ない境遇も含めて、ぎゅっと抱きしめたいです。
警備員に止められるだろうけど。

婚約者ラウラ(瀬音リサ)との抱擁シーン追加。
これも、凰稀さんの追加演出に違いありません。
ありがとうございます…ごちそう様です…かなめ様…!

※ この記事を書いた後日、判明しましたが、「ラウラを抱きしめるリリホルン」は、朝夏さんの発案だそうです。 リサちゃん、びっくりしたそうな。 でも、めっちゃときめいたそうです。 いいなぁ~♡

リリホルンが苦悩に沈み、その葛藤をこめて、ラウラをぎゅっと抱きしめるんですよね。
朝夏さんの方がリサちゃんより軽く頭半分は高く、肩幅広めゆえ体格も一回り大きいので、斜め上から抱きすくめる姿勢に。
もうね、体格差といい、朝夏さんの態度といい、リアル男女です。

白い手袋に包まれた長い指で、リサちゃんの背を抱きしめますが、指一本一本に徐々に力が籠もる様子が見て取れます。
ラウラを抱きしめる時、指を一本ずつ、小刻みながら時間差をつけて動かすことで、気持ちがぐぅっと籠っていく様子が伝わってくるようで…。
切なくて苦しげな表情で抱きすくめ、今生の別れを覚悟した、熱い、熱い抱擁です…!

リサちゃんがまた、華奢で清楚で可愛らしいから、お似合いなんですね…。
リサちゃんは普段、朝夏さんに「ありさ」と呼び捨てにされてるんですよね…。
……彼女なんですか?!…と突っ込みたくなるじゃないかっ。
いや~、なれるものなら、ありさちゃんになりたい…!
(実咲凛音ちゃんには、もっとなりたいかも…)

自殺を図るリリホルンは何度みても、色気大放出。
あの、やつれた頬にかかる後れ毛…!
苦悩の果てに、自らを追い詰めるリリホルン。
彼の金髪の後れ毛、ほんっっっとツボすぎて、だめですわ~。
グスタフを見上げる、すがるような瞳……って、朝夏さんは凰稀さんを見上げてるから、客席からは斜め後ろから観ることになり、はっきりと表情が判るわけではありません。
…ですが、リリホルンの表情はたとえ見えなくても、浮かび上がってくるように感じます。
後れ毛のおかげで、むしろリリホルンの憔悴した表情が、リアルに想像できる気がします。

後れ毛の他にも、リリホルンの色気ポイント満載シーンです。
シャツから覗く鎖骨…!
ひざまづいた太ももならぬ、細もも…!
鍛えられ、引き締まった大臀筋(お尻)…!

このリリホルン、持って帰りたい。
ヨロヨロしてるのをいいことに、攫ってしまいたい。
……い、いいかな…っ?!(あかんやろ)

リリホルンの色気ダダ漏れにやられて、東京宝塚劇場から国際フォーラムへ向かう道すがら、ずっと脳内は朝夏さん一色。
明日海アーネストをこの後、観るわけですが、どうなっちゃうかと思いましたよ。

結論としては、幕が開く瞬間まで脳内はリリホルン一色で、開演したらアーネスト一色。
閉演後は東京マダムズ&お嬢さん達と会食。(観劇時の席は別々でしたが、合流して)
お食事タイムは楽しくお話しできました。(理性、かろうじて残ってました…!)
彼女達と別れてから、帰宅まで ぼんやり&ぐんにゃり。
新幹線に乗るだけで助かりました。

ぼんやりしながら、リリホルンとアーネスト、それぞれと結婚したいなぁ(=結婚したいと思うくらい大好きだなぁ)…と思ってました。
それって、重婚やん。(うわぁ…なんて贅沢な重婚♡)

実際に結婚したいというより、それくらい大好きって意味で使ってるんですが、かなり心底羨ましかったです、今回は。
花乃ちゃんと、リサちゃんと、凛音ちゃんが。
あまり娘役に乗り移ることはないのですが、今回は憑依したかったですね。

とても、とても大好きで、とても、とても幸せだと感じました。
明日海さんも、朝夏さんも、必要な人だなぁ…と。
大切な、大切な心のハニー&ダーリンです。





にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村