夫がムスメを連れてリビングに行く。
「ちょっとゆっくりしとき。」そう言ってくれるので、布団の中で10分くらいグニャグニャしたり、皆のブログに目を通したりする。
階下から、夫の笑い声が響いてくる。私が知らない2人の時間。とても楽しそう。
下に降りるとすでに床暖房が入っていて、起きたてのムスメが寒くないようにと、いつも毛布でくるまれている。
今朝はプラスして、大きな鍋いっぱいにお湯が沸かされていた。蒸気で部屋をあっためようとしてくれたらしい。
「おはよう。」と声をかけると、
「おはよう~。」と夫にギューと抱き締められる。
それが済むと今度は私がムスメに
「おはよう。」と声をかけ抱き締める。
オニギリとお味噌汁の簡単な朝ごはん。
それでも2人とも喜んで食べてくれる。
朝ドラのマッサンが始まるころにテレビをつける。
中島みゆきの歌に毎朝身体を揺らしてリズムをとるムスメ。
夫はそろそろ出勤準備。
玄関さきで行ってらっしゃいのチューを私たちに交互にしてくれる。
気が向けばムスメ自ら夫にブチュー。
曲がり道で見えなくなるまで2人で手を振る。
「寒いから早く家に入りなさい。」と、ジェスチャーしながら夫も手を振る。
夫が見えなくなると、ムスメに話しかける。
「お父さん行っちゃったねえ。寂しいねえ、頑張ってくれてるねえ。」
ムスメは何か喋りたそうに私の顔を見上げる。
毎朝毎朝繰り返される我が家の朝の光景。
ただひたすら感謝。