お久しぶりです。
早いものでもう12月ですね。

ソウル市ヨンサン区に位置する米軍のゴルフ場があった場所が公園に変わり、ソウル市がバリアフリー施設と認定したとのことで、先日、数人(車いす利用者、聴覚障害者、視覚障害者、建築家など)でモニタリングに行ってきました。

(↑黄色いラインの部分がバリアフリー)
実際にいって公園の地図をみるとこの公園の半分はバリアフリーで、残りはそうでないということでした。
と最初から疑問が出てしまったのですが、ソウル市が認定した公園がどういうものであるか気になり、入ってみました。
ます、駐車場の横にあるトイレです。
スロープがあり車イストイレもあるのですが、車イスが動く導線を考えずに作っている感じで手動車イスは小回りがきくので問題はないと思いますが、電動車いすの場合Uターンするのが大変だなと思いました。

↑こちらは男性トイレ側からの写真なのですが、なんで、こちらにスロープを作らなかったのだろう

という疑問が生まれました。ちなみに、女性トイレは側面からのスロープを作るのは難しいので、Uターンになるのは仕方ないのは理解できます。
↑これは女性車いすトイレの中ですが、水を流すのがレバーでなく、横向きに押すボタンでした。これって、力のない方だと大変じゃないかな

ちなみに横に子ども用の便器があったのですが、そこは上から押すレバーでした。

公園の入口、駐車場と公園の間に音声案内板がありましたが、なにか困ったことがあればこちらにという電話番号の案内などが音声であり、公園全体の位置についての説明がなかったので、視覚障害者への情報としては不十分じゃないかなと感じました。
ちなみに、点字ブロックについてですが、この案内板まではありましたが、公園の中にはありませんでした。

公園内に誘導デッキ?があり、車イスユーザーが通るのに便利だなぁと思いました。
しかし、一瞬でその思いは消えました。
といいますのも、このデッキが新たなバリアになっていることが分かったんです。
公園は広いのに、デッキは一部分です。しかもデッキの幅は手動車いすだったらなんとか2人がすれ違えるかな?どうかなという微妙な幅ですし、デッキと公園には段があるので、ベビーカーであれば、前から人が来るからと下に降りれても、電動車いすであれば難しいです。

また、残念ながらデッキはベンチまでは続いていません。

デッキが

このように途中で途切れています。
繰り返しになりますが、デッキがこのように途中で途切れていたら、それは新たなバリアになるんです。

公園ですので、多少の凸凹があってもデッキがないほうが自由に動きまわれます。
次にこの憩いの場?のようなものですが、
うしろのベンチには階段(斜線部分)でいけませんし、この小屋も
このように下にバーがあるので、寒さをしのぐにしても入れません。

私たちは自由に座りたいところに座る、選べる権利が普通にあるのですが、歩行弱者にとっては限られていて、選べることができません。
続いて、このベンチは端に車いすや、ベビーカーがアクセスできるようになっています。

なんとか、やっといいもの見つけたとおもったのですが、ほかの場所にあるのは違いました。なぜ、1ヶ所だけしかこういう場所を作らなかったのでしょうか。

結局、欠点ばかりを挙げてしまいましたが、私たちのグループのモニタリングの結果、この公園は市民にとってより使いやすいためのバリアフリーではなく、バリアフリー認定のためだけに作られた公園だというのが共通の意見でした。

バリアフリーを認定する基準が疑われます。
