冬休みになり、受験は目前。娘の塾のクラスは、大学付属や県立トップ校などの進学校を狙う子供たちが多く、周りの子がピリピリする中でプレッシャーも大きくなってきたのだろう。体調不良の頻度は変わらないが、その程度が強くなってきた。塾になんとか行けても、受講中に顔面蒼白になって動けなくなり、お迎えに行ってフラフラの娘を抱きかかえるようにして車に乗せて帰宅することも何度かあった。そんな体調でも、受験の意志は変わらなかった。私たちも応援するしかなかった。早く終わってほしいと、祈るのはそればかりだった。
1月。滑り止めの地元の私立高校の受験。体調は良くはなかったが、気力のせいかなんとか受けることができた。最大3日間受けることができたので、体調が悪くて受けられなかった場合を考えて、3日間とも受けられるように手続きした。受かった点数によって成績順に分かれたコースに振り分けられるとのことだったが、初めの2日とも一番上のコースで合格したので、3日目は受けなかった。あの体調でよく頑張ったと思う。
私としては「もう受かったんだから終わりにしてもいいのに」と思っていたが、娘は第一志望の都内の私立にどうしても行きたいからと、その後も受験勉強を続けた。ただそれまでと違い、「高校には行ける」という確約ができたことで少し気が楽になったようだ。第一志望、片 道1時間半だよ、遠いよなぁ。電車、大丈夫かなぁと気をもんでいたのは私たち親だけだった。