これまでの記事↓
続きです
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私が仕事を休み始めて間もない頃
母親業に休みはないな…と感じました。
毎日の食事作り
学校や保育園の対応
子供たちに必要な物の用意
体調不良になれば病院へ
習い事やイベントもある
毎日のように繰り広げられるケンカ
あちこちから呼びかけられる
『お母さ~ん』『ママ―』の声
役員の仕事もしていたので
グループLINEが飛び交う着信音に
“もうやめて~”と感じることも(笑)
これらは生活のほんの一コマでしょう。
でもそんな日常生活さえ
しんどい、苦しいと感じたら…?
少なくとも私の場合は
うつ状態と診断され、仕事を休んでも
日々の生活が大きく変わることはありませんでした。
『休みたい、でも休めない…』
その状況を創り出していたのは
他でもなく、自分自身だったのかもしれません。
すきま時間で横になることはあっても
アレコレやらなきゃ、と思いながら
何かしていることが多かった。
おまけに手早くできず、なにかと時間もかかる。
その結果、身体も心も疲れてしまう。
この頃、私が心から望んでいたのは
“自分1人の空間と時間”でした。
朝と夜は家族みんながいる。
子供たちが学校や保育園に行っている日中も
家族が常に家にいる環境。
それが私にとっては思いの外
強くストレスに感じたのです。
別の部屋で過ごしてみても
気配や物音に敏感になっていました。
それが嫌で外に出ていた部分もありますが
本当なら誰もいない家で、1人静かに過ごしたい。
寝ころんで、窓から空を見上げて
ただただボーっとしていたい。
そんなことを思っていました。
自分の行動パターンや考え方
生活スタイル
家事や育児のやり方
何かを変えていかないと…
そう思いながらも
1ヶ月2ヶ月と、月日だけが過ぎていきました。
【この頃の振り返り】
仕事を休んで最初の頃、
体調不良や落ち込みで
少し横になることはあっても、
ほとんど休んでいませんでした。
自宅療養と言っても
生活そのものは今までとほぼ同じ。
ただ仕事に行っていないだけ。
むしろ、家に家族がいたり
学校の長期休みがあったりで
家事育児の面では増えた部分もある。
休養感がなく負担感やストレスが強い。
仕事復帰できるような状態ではなく
追加の診断書が出され、休みを延長しながら
数ヶ月があっという間に過ぎていきました。
家族や子供のお世話のため
役員の仕事のために休んでるわけじゃない。
私は何をやっているんだろう…と思ったり。
そんな私の状況を知った人からは
『休んでない』んだと言われました。
普段からそうだとしても
意識してでも『休む』のが
今やるべきことだと。
その時は私と相手は環境が違う
(相手は独身の男性)
と思いましたが
アレもコレも“やらなきゃ”と思い
詰め込んでいたのは自分自身。
その傾向は私の行動や考え方のクセなのでしょう。
今もあまり変わっていない部分です。
でも“やらなきゃ”だと脅迫観念のような
少しネガティブな響きにも聞こえますが、
いつまでも先延ばしにしておくことで
けっきょく自分が後で大変になるとしたら?
気になってモヤモヤが自分の中で続くとしたら?
済ませることで時間や気持ちの余裕を持てたり
自分自身がスッキリできるとしたら、
“やらなきゃ”ではなく“やってしまおう”
もしくは“やりたい!”のような
ポジティブで前向きな気持ちに変わると思いませんか。
小さな雑用から必要なこと、大切なことまで
いろいろあって無くなることはないでしょうから。
(人によってそれが気になる、
気にならないなどの違いはありますが)
体調面や優先順位を考慮して
柔軟に考え、組み立てられるようになりたい。
もっと手を抜き、手放せる自分になりたい。
つい同じパターンを繰り返してしまいますが、
諦めずにトレーニングですね。