石けんを作る上で、私にとってかかせない材料の一つがこの「ミリスチン酸」です。
「ミリスチン酸」ってあまり聞きなれない言葉なので、成分表を見た人は「?」と思われるかもしれませんが、油脂の種類に分類されるものです。
ミリスチン酸はパーム油に含まれる飽和脂肪酸のひとつで天然のものになります。
この油脂を入れる事によって、石けんの気泡力が増し、モチモチとしたきめの細かい泡が立ち、溶けにくい石けんを作ることができます。
私がミリスチン酸を入れる理由は他にもあり
トレースが早くなる
というのがあります。
はて?トレースとは?
石けんを作る時に、まず油脂と苛性ソーダ水を混ぜるのですが、化学反応が起きて次第に生地が固まってきます。
生地で線が描ける位になった状態で型に入れるのですが、その状態のことを「トレース」といいます。
油脂の種類や気温、湿度によってこのトレースになるまでの時間が変わってくるのですが、特に冬の寒い時期はトレースになりにくく、何時間もかかってしまうこともあります。
忙しく、待つことがキライな私にとって、トレースまでの時間が苦痛でなりません

そこで型入れ迄の時間を短縮するのに一役買ってくれるツワモノがこの「ミリスチン酸」という訳なのです
しかしながら…このミリスチン酸を入れすぎてしまうと大変なことに
あっという間にマッシュポテト状に生地が固まってしまい、型に入れると空気が混入してしまい、見栄えが悪くなるのです
マッシュポテトを型に入れる時はとても苦労します
私の石けんを手にした方で、石けんに空気が入っているのを発見したら…それはマッシュ状態になったのだと思って下さいませ
トレース時間短縮とマッシュポテト状態…丁度いい生地の状態にするにはミリスチン酸の微量な加減が必要で、まだまだ修業が必要です![]()














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