【第1回】
「なぜ人と比べてしまうのか? その心の正体」


「あの人はあんなに素敵なのに、私なんて…」
「どうして私は、いつも誰かと

比べて落ち込んでしまうんだろう?」
そんな風に思ったことはありませんか?
比べたくないのに比べてしまう。
本当はもっと、自分を大切にしたいのに

誰かと比べて自信をなくす…。
それは、あなたが弱いからでも

劣っているからでもありません。
むしろ「ちゃんと生きようとしている」

証拠なのです。


◆比べる癖は“生き残りの本能”だった?
私たちは本能的に

「自分が今、安全かどうか」を

常に確認しながら生きています。
昔、人間が集団で生きていた時代、

仲間から外れることは「命に関わること」でした。
そのため、人と同じようにできているか?

ちゃんと認められているか?

 を確かめようとする心理が

今も私たちの中に残っているのです。
だから、つい他人と比べてしまうのは

ある意味“自然なこと”。
けれどその「比べグセ」が、

今の私たちに必要かというと

必ずしもそうではありません。


◆「比べること」で本当に欲しいものが手に入る?
たとえば、誰かがキラキラした

投稿をしているのを見て
「いいなあ、あの人は本当に素敵」

と感じたとします。
その瞬間、「私なんて…」と

自己否定が始まってしまうかもしれません。
でも、ちょっと立ち止まって

考えてみてください。
あなたは本当に

その人になりたいのでしょうか?
それとも、「その人のように、

心から満たされた毎日を送りたい」

そう思っているだけなのでは?
つまり、他人との比較を通して

自分の本当の願いが見えてくることもあるのです。


◆比べるクセに気づくことが第一歩
大切なのは、「比べるのをやめなきゃ!」と

無理に抑えることではありません。
それよりも、
「今、私、誰かと比べて落ち込んでるなぁ」
「また“あの人みたいに…”って思ってる」
と、ただ気づいてあげることの方が、

はるかに大事です。
気づけた時点で、あなたはすでに

その“無意識のクセ”から抜け出し始めています。
無意識が意識に昇った瞬間、人は変われます。

 

 

◆最後に
人と比べてしまうのは、あなたの心が

“誰かになろうとしている”からではなく
「もっと自分を好きになりたい」

という願いの現れなのかもしれません。

このシリーズを通して、少しずつ

「他人軸」から「自分軸」へと戻っていきましょう。
あなたがあなたらしく輝ける世界は、すぐそばにあります。