“ダメ”の前に、“どうしたの?”

 

おもちゃを投げる
大声を出す
お友だちをたたく

そんな子どもの行動に

つい出てしまうひと言——
「ダメ!」

でもその“困った行動”
もしかすると子どもからの

「気づいて」「わかって」の

サインかもしれません。

「ダメ!」って言いたくなるときって?


保育や子育ての現場で

トラブルが起きたとき。

周りに迷惑がかかる

ケガをしてしまいそう

ルールを守らなかった

そんな場面では、つい反射的に

「ダメ!」と言ってしまいがちです。

でも、そこでいったん

立ち止まってみませんか?

子どもが伝えたいこと

ちゃんと届いてる?


子どもたちは

まだ自分の気持ちを

うまく言葉にできません。
だからこそ

行動で気持ちを伝えようとします。

たとえば…

退屈だった

かまってほしかった

イヤだって伝えたかった

自分でもどうしていいかわからなかった

そんな心のモヤモヤがあふれたとき

手が出たり、泣き叫んだりするのです。

“どうしたの?”と聞ける大人でいたい


「ダメ!」と叱る前に

こう問いかけてみてください。

「どうしたの?」
「びっくりしちゃったね」
「何かイヤだったのかな?」

行動の奥にある気持ちに

目を向けること。
それは子どもの心に

「わかってくれる人がいる」

という安心を育てます。

 

 

<ミニコラム:

 叱らずに気持ちを受け止めたら…>
4歳の男の子。
ある日、急にブロックを

投げつけてしまいました。

まわりの先生たちは「ダメでしょ!」と

注意しようとしましたが

近くにいた保育士はひざをついて

静かに言いました。

「何か、イヤだった?」

すると、その子は小さな声で
「〇〇くんが仲間に入れてくれなかったの」

とポツリ。

行動の裏にあった

寂しさと悔しさを

受け止めてもらえたことで

その後は気持ちを言葉で

伝えられるようになっていきました。

 

 

「ダメ!」の前に、まずこの3つを思い出して

🔸 その行動、どんな気持ちが隠れてる?
🔸 子どもは今、何を伝えたいのか?
🔸 “どうしたの?”と聞ける余白を大切に