武見大臣の会見 | 毎日料理

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下記は厚生省のホームページからコピーしたものです。謎の大量死について。
武見大臣は「高齢者による増加というのが、大きな原因の1つとなっている」と述べてらっしゃいますが、死亡者数が正常か異常かという記者の質問には答えていないようですね。
 
 
下記
 
記者:
今月、人口動態統計月報年計(概数)が公表されました。昨年の2023年の死亡数が1,575,936人と公表されました。これは厚生労働省所管の国立社会保障人口問題研究所が昨年公表した死亡数推計値1,482,497人を約93,000人も上回っています。死亡数の推計値は高齢化を加味した上で設定されていますし、また、コロナの死亡数は前年より約10,000人減っています。2022年に引き続き、2023年もコロナや高齢化では説明できない、日本人の謎の大量死が起きていますが、この原因について厚生労働省ではどのようにお考えでしょうか。 
大臣:
この人口動態統計の死亡数というのは、死亡届を転記した調査票を集計しているものであるのに対して、国立社会保障・人口問題研究所が作成した「日本の将来推計人口」は、2020年の実績を基準として、過去から現在に至る傾向・趨勢を将来に投影する形で推計されています。このように、両者は集計方法等が異なるために、数値に乖離が一定程度生じるものと考えます。令和5年、2023年の人口動態統計における死亡数については、対前年比で6,886人増加のプラス0.4%であり、令和4年、2022年と同程度の死亡数の水準となっています。なお、令和4年、2022年の死亡数は、令和3年、2021年と比較すると、約13万人増加しており、高齢化による影響も考えられますが、その要因を人口動態調査の結果から具体的に把握することは難しいかと思います。 
記者:
武見大臣は、5名の摂取後の死亡報告があった紅こうじサプリの問題では、徹底的に原因究明を行うと発言されています。であるならば、この謎の大量死の問題は1万人以上です。この徹底的な原因究明を行わなければならないのではないでしょうか。 
大臣:
これは実際に、科学的・統計学的な推計値の手法の違いからこうしたものがでてきていることがはっきりわかっていますので、その点は、さらに詳細に解明する必要はこれ以上ないだろうと思いました。 
記者:
推計値に関してではなく、死亡数が異常に増えているというのは、大臣の認識としてお持ちでしょうか。 
大臣:
これについては、実際に2020年から2023年までの死因別の死亡数が出ています。これを見ると明らかですが、1位は悪性新生物でがんで、これが全体の24.3%を占めている。それから2番目が循環器系の疾患です。これが23.9%。3番目が呼吸器系の疾患で12.4%。高齢者ならば肺炎で亡くなる方も多いというのが、この数字になっているだろうと思います。それにあと、やはり老衰というので12.1%。新型コロナウイルス感染症で亡くなった方の割合というのは、2020年から2023年に関する限りにおいては、2.4%という数字になっており、こういう数字で、およそこの経緯における死亡原因というものについては、大体把握しているつもりです。 
記者:
お伺いしたいのは、この2022年と2023年の死亡数が正常であるか、それとも異常と思われるか、いかがでしょうか。 
大臣:
これは様々な要因が実際にその中にあって、高齢者人口の増加といったようなことは、当然、その1つになるだろうと私は思います。 
記者:
異常だとは思いませんか。 
大臣:
これは改めて高齢者による増加というのが、大きな原因の1つとなっているということは明白です。 

(了)