夏の時期は夕飯に冷たく冷やしたお刺身など、魚介類を召し上がるご家庭が多いと思いますが、猫が食べると有害な魚介類があること、ご存じですか?
愛猫に盗み食いされないよう、くれぐれも気を付けてくださいね。
●有害な魚介類の代表例
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220804/17/grace-animal-hospital/8c/ea/j/o0640042715156015880.jpg?caw=800)
・生タコ
めまい、ふらつきなどの神経症状。
最悪の場合は死に至ることも。
茹でたタコは消化不良を起こすおそれがあるので生でなくても要注意。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220804/17/grace-animal-hospital/4d/92/j/o0640042715156016246.jpg?caw=800)
・イカ
消化不良による嘔吐、下痢。
イカの内臓に寄生しているアニサキスによる食中毒。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220804/17/grace-animal-hospital/ab/51/j/o0640048015156016418.jpg?caw=800)
・アワビなどの生の貝類
猫が貝類の内臓に含まれているビオフェオフォルバイトaという物質を食べて日光を浴び続けたとき、耳にかゆみや炎症が起きる光線過敏症(日光皮膚炎)になることがあり、症状がひどくなると、耳が変形したり扁平上皮がんに進行してしまうこともあります。
●アジなどの生の青魚も要注意!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220804/17/grace-animal-hospital/0f/91/j/o0640042615156016644.jpg?caw=800)
アジ、イワシ、サンマなどの青魚はアニサキスの幼虫が寄生していることがあります。
アニサキスは充分に加熱すれば食べても問題はありませんが、生や温める程度では中毒になる可能性があります。
また、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸。
猫がこれを摂りすぎると体の脂肪が黄色く硬くなり、炎症が起こる黄色脂肪症になることがあります。
青魚の鮮度が落ちていると、アレルギー反応に似た症状が出ることもあるため、鮮度に注意して与える量や頻度はできる限り控えめにしましょう。
グラース動物病院 広報 土井
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