犬にとって危険な花・安全な花 | グラース動物病院(東京都杉並区)

グラース動物病院(東京都杉並区)

一生涯のホームドクターを目指して、愛犬・愛猫のウェルネスライフを提供します。

グラース動物病院、広報担当の土井と申します。

真夏の散歩の暑さ対策として、日陰を選ぶなどして少しでも涼しい場所を選んで散歩をしたいものですが、近所に公園がある場合は公園に入って芝生や土の上を歩かせているという方も多いのではないでしょうか。

そこで、公園の散歩で気をつけなければならないのが犬にとって有害な花や植物。

実は犬が食べると有害な花は身近にたくさんあるのです。




●有害な花の代表例~身近にたくさん

ほんの一例ですが、ご案内いたします。



・アサガオ
下痢、嘔吐、腹痛、血圧低下




・スイセン
下痢、嘔吐、腹痛、心不全、昏睡、麻痺 、大量のよだれ




・パンジー、ビオラ
嘔吐、神経麻痺、心臓麻痺

・チューリップ
口が乾く、粘膜乾燥、瞳孔拡大、心毒性、嘔吐、下痢、血便、腹痛、痙攣、めまい、呼吸困難




・ユリ
尿細管変性(腎臓の病気)、脱力、脱水、腎障害、視力障害、全身麻痺




・あじさい
過呼吸、ふらつき、痙攣、興奮、麻痺




・ツツジ
大量のよだれ、下痢、嘔吐、視力障害、筋力低下、麻痺、昏睡、徐脈


●誤食した時の対処法~すぐに病院へ!

散歩中、うっかり愛犬がこれらの花を食べてしまったときは、できるだけ早く動物病院に連絡してください。平気そうに見えても後で重症化することがあります。

当院の場合、知りたいポイントは

・花や草木の種類
・量
・食べてから経過した時間
・愛犬の容態など。

必要に応じて食べたものを吐かせる、麻酔をしての胃洗浄などを行います。
また、入院して輸液療法や活性炭の投与を行うこともあります。


●安全な花の例~ローズマリー、カモミールなど

犬にとって安全な花や植物もあるのでご紹介いたします。

代表例は、ローズマリーやカモミール、オレガノなどのハーブ類。
犬が食べても問題なく、体によい効果をもたらしてくれます。



<ローズマリー>
・抗酸化作用
・アレルギー緩和




<カモミール>
・利尿作用
・リラックス効果
・口臭予防




<オレガノ>
・抗酸化作用
・消化促進


まだまだ暑い日が続きそうですが、くれぐれも熱中症に気を付けて愛犬との散歩を楽しんでくださいね。




グラース動物病院 広報 土井

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