「南九州一帯の火山、活動期入りの可能性」
気象庁が「噴火活動が一時的に終了した」と発表した宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳が7日午後6時過ぎ、噴火を再開した。専門家は、「南九州一帯の火山が活動期に入った可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
気象庁は7日夕方、新燃岳について、地下からのマグマの供給が弱まっている可能性があるなどとして、一連の噴火活動が一時的に終了したと発表した。しかし、午後6時9分、新燃岳は噴火を再開、30分後にも噴火し、火口からは赤い噴石が飛ぶ様子が確認された。
一方、7日は新燃岳から約30キロ離れた鹿児島・桜島でも爆発が相次いだ。
桜島(鹿児島市)の南岳山頂(1040メートル)火口が7日午前8時5分、爆発的噴火(爆発)をした。鹿児島地方気象台によると、噴煙は約2000メートルまで上がった。南岳火口の爆発は09年10月以来約1年4カ月ぶり。桜島では今年124回目の爆発だが、123回はいずれも東に約500メートル離れた昭和火口。午前9時16分にも2回目の爆発があり、昭和火口と合わせると今年126回目となった。
火山の専門家である京都大学・井口正人准教授は「一連の火山帯が同時に活動期に入るということは過去にもあった。1914年の噴火が1月12日に起きたが、その4日前に霧島の御鉢が爆発した」と話し、南九州全体の火山が活動期に入った可能性があると指摘している。
新燃岳と桜島の噴火警戒レベルは、いずれも入山を規制する3が継続している。
毎日新聞・日テレNEWS24






