2月25日から3月3日までの有感地震分布をまとめました。



この期間 国内で発生した地震の分布

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【気象庁からの情報】

 2月16日からまとまった地震活動が続いている三陸沖では今期間震度1以上の地震は2回発生しているが、3月に入ってからはM2.0を超える地震は観測していない。 

 2月28日02時25分に静岡県中部の深さ18kmでM2.5の地震(最大震度1)が発生した。この地震の発震機構は、東西方向に張力軸を持つ型である。なお、余震は観測されていない。

 2月27日00時38分に福島県沖で発生した地震により、福島県で震度3を観測した。この地震は太平洋プレートと陸のプレートの境界で発生した地震である。この地震の後、震度1以上の余震は観測していない。この地震の震源付近では2010年6月13日にM6.2の地震が発生するなど、M5を超える地震が時折発生している。

 2月27日02時18分に岐阜県飛騨地方の深さ4kmでM5.0の地震(最大震度4)、05時38分にほぼ同じ場所でM5.5の地震(最大震度4)が発生した。この他に周辺では、震度1以上を観測する地震が03月03日までに31回発生している(最大震度3:3回、最大震度2:8回、最大震度1:20回)。

 2月28日09時04分に発生したM4.6の地震により、宮崎県西都市、高鍋町、川南町などで震度3を観測したほか、九州地方と四国地方の一部で震度2~1を観測した。また3月1日04時17分にもほぼ同じ場所で震度1を観測する地震が発生した。地震活動はほぼ収まっている。この付近はM4.0を越える地震が度々発生している。今回の地震の震源付近で震度3以上を観測したのは、2005年5月12日に発生したM4.5の地震(深さ30km、最大震度3)以来である。

 3月02日08時26分に宮古島近海(宮古島の南西約10km)で発生した地震により、宮古島で震度3、多良間島から西表島で震度1を観測した。この震源央付近では同日08時31分にも震度1の地震が発生している。宮古島で震度3以上を観測したのは2010年10月4日(最大震度4)以来である。







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人身被害補償、約226億円に
【時事通信 3月2日(水)15時44分配信】
 ニュージーランドのクライストチャーチ市を襲った地震で、同国政府は2日、負傷者や死亡者家族に対する補償支払額が計3億7000万ニュージーランドドル(約226億円)になる見通しだと発表した。同国では、震災を含む事故による人身被害の賠償請求訴訟を起こすことは基本的にできず、代わりに国の制度で補償されることになっている。
 事故補償公社(ACC)が所管するニュージーランド独特の制度の下、負傷者には国内の病院での治療費などが、遺族には葬儀代補助として最大5540ニュージーランドドルなどが支払われ、外国人旅行者も請求できる。ただ、これは傷害保険的な制度のため、いわゆる「命の値段」に相当する死亡補償の支払いはない。 




日本側、身元資料近く提出

     =死者は160人に―NZ地震
【時事通信 3月2日(水)16時23分配信】
 ニュージーランド南島クライストチャーチ市の大地震で、警察当局は2日、死者が160人になったと発表した。日本の留学生ら28人は依然安否確認ができていない。外務省の現地対策本部は身元確認に役立てるため、学生らの家族から提供された資料を近く、警察当局に提出する。
 対策本部はこれまで、家族ごとに聞き取り調査を実施。身体的特徴や趣味などについて調査するとともに、DNA検査を実施する際に使用するため、学生らが使っていた歯ブラシやヘアブラシ、日記などの提供を受けた。 





不明者の救出打ち切り
=遺体収容作業に移行―国際援助隊は継続・NZ地震
【時事通信 3月3日(木)11時40分配信】
 ニュージーランド南島クライストチャーチ市の大地震で、同国政府は3日、安否不明の被災者の救出作業を打ち切り、遺体の収容作業に移行すると発表した。これに対し日本の外務省は同日、日本の国際緊急援助隊は、現場での捜索活動を続けることを明らかにした。
 ニュージーランド政府当局者は2月23日以降、生存者が救出されていないと指摘した上で、「生存者を発見する可能性は少なくなっている」と説明。「われわれはこれ以上生存者はいないという現実に直面している。遺体を家族に戻すことに活動を移さなければならない」と述べた。決定は不明者の家族にも説明されたという。
 同市のパーカー市長は「きょう救出作業から遺体の収容作業に移行する。われわれにとって悲しい日だ」と述べた。 

震度1で活動期間など予測情報 伊豆東部火山群
【静岡新聞 03/01 08:00】
 気象庁は28日、伊豆半島東部の群発地震を引き起こす伊豆東部火山群について、31日から導入する「地震活動の予測情報」の具体的な予測内容や発表時期を公表した。同地域で、震度1以上の有感地震が発生した際に地震の最大震度や活動期間などを発表する。また、火山の活動状況や避難行動を示す「噴火警戒レベル」については、陸地での噴火の可能性もあることから、警戒レベルを1(平常)からただちに4(避難準備)に引き上げる仕組みを適用する、とした。
 伊東市大原の震度計で震度1以上を観測した場合や、活動域に近い場所の住民が身体に感じるような地震が発生した際に、最大震度や最大のマグニチュード(M)、活動期間などの「予測情報」を出す。
 地震の活動期間中は、おおむね1日に1~2回定期的に、震度5弱以上の地震が発生した時は随時発表する。地震活動が収まった段階で、終息したことを発表する。
 一方、「噴火警戒レベル」は通常、1~5(避難)の5段階だが、伊豆東部では、出現するまで火口の位置が分からず、居住地域に現れる可能性もあるため、噴火の危険が高まれば、入山規制などの2や3を飛ばし、4に引き上げる。
 気象庁の発表に先立ち同日、噴火想定範囲などを決めた県の「伊豆東部火山群の火山防災対策検討会」委員で、静岡大防災総合センターの小山真人教授は「伊豆東部では1978年以降、群発地震が46回発生したが、噴火したのは(89年の伊東沖海底噴火の)1例のみ。予測情報は公的機関が安心情報として出すと考えていい。予測の手法は世界の最先端であり、誇りを持ってほしい」と語った。
 同検討会は23日午後2時から、伊東市観光会館ホールで「伊豆東部火山群フォーラム」を開く。


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市民理解へ説明必要 伊東市長
 伊豆東部火山群の火口想定位置や噴火警戒レベルの詳細が明らかになった28日、伊東市の佃弘巳市長は「危険な地域が浮き彫りになったというより、事前の危機管理体制をより強化する上で、安全性が高まったという印象の方が強い」と前向きに捉えた。ただ、風評被害への懸念は拭い切れず「市民に正しく理解してもらうために、丁寧な説明を重ねていく必要がある」と話した。
 一方、伊東温泉旅館ホテル協同組合の柴田昌彦理事長は、噴火警戒レベルの設定に疑問を呈した。「突然レベル4と発表されたら観光客はパニックを起こすだろう。他の地域と条件が違うのであれば、もっと細かく設定するべき」と注文を付けた。同市では2009年12月の群発地震のイメージが全国的にまん延し、翌年の5月ごろまで客足に影響が出た。柴田理事長は「観光関係者の生活が懸かっている問題。気象庁には発表のタイミングや手法などに細心の注意を払ってほしい」と訴えた。




【管理人Mより】

 皆様は伊豆大島の三原山や九州の雲仙普賢岳、新燃岳の火山活動のニュースを見て、火山の威力の凄まじさを垣間見ていると思います。管理人Mもかつて桜島の噴煙を4年間浴びて暮らました。轟々と立ち上がる煙を見ていると、地球の持つエネルギーの凄さがわかるんです。日本の象徴とも言える富士山もまた、何時爆発するか判らないランクBの活火山なんですね(現在では休火山という言葉は死火山とともに廃用となっています)。気象庁のホームページ で確認できる活火山(北方領土や海底火山を除く)は100を超えており、地図で見る限り日本列島は火山だらけの国なんですね。

 上記のニュースは非常に画期的ですよね。火山活動が活発化する前兆として、地震活動が起こると言われています。理屈では判っていても、それを正確に分析し、どのようなレベルで危険地域に対し警告を出せるか、非常に難しいことだと思います。前述の通り日本列島には多くの活火山がありますので、今後全国にこのシステムが普及すると良いですね。

 昨年、静岡県伊東市で行われた展示会で、来場した市民の皆様から海底火山が爆発した際の前兆地震活動について色々と伺っています。また、富士市での展示会では、富士山が噴火する際に地震が起きる言い伝えがあるらしく、ここ近年続く異常な兆候があるのではと言う不安の声も聞きました。

 日本の火山活動の予知レベルは世界的に見てもかなり高い水準であり、マグマの動きに伴う地震活動のモニタリングから噴火の予知を行う精度が非常に高いとの事。(水蒸気爆発など、突発的なものは難しいそうです。)

ただし現段階では、民間レベルに情報が素早く伝わるには及ばず、不安な気持ちで発表を待つしかないのが現状では無いでしょうか?

 そこで「家庭用地震計グラグラフ」が一役買えると思うのです。

 マグマの動きが活発になってくると、地震が頻繁に発生すると言われていますが、あまりにも頻繁に揺れが続くと、人間の感覚が少しの揺れに対して感覚が慣れてしまい、震度1程度の地震を見落としがちになります(人によっては逆に敏感になる場合もあります)。グラグラフは小さな地震も確実に計測いたしますので、今その場で揺れていると言う事を正確に知らせしてくれます。

 例えば活火山指定の地域にお住まいの方が、度々グラグラフの警報アラームがなることに気付いた場合。『もしかしたら、火山活動が活発しているかも?』と個人レベルで注意が出来るわけです。

 実際、静岡県の御殿場市や富士宮市にお住まいのユーザー様は、地震よりも噴火の兆候をチェックするためにご購入いただいているケースもございます。

 ご興味のある方は、ぜひ家庭用地震計グラグラフをお買い求めいただきたく存じます。



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岐阜県、震度4が2回=民家外壁崩れ、けが人なし
【時事通信 2月27日(日)6時2分配信】
 27日午前、岐阜県を中心に地震が相次ぎ、同2時19分ごろと同5時38分ごろに同県高山市でそれぞれ震度4の揺れを観測した。同9時48分ごろにも同市で震度3の揺れを観測した。
 気象庁によると、震源地はいずれも同県飛騨地方で、最初の地震の震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は4.9と推定される。2回目の地震は震源の深さがごく浅く、Mは推定5.4。
 岐阜県によると、一連の地震で民家の外壁が崩れるなどの被害が出たが、けが人の情報はないという。
 午前2時19分ごろの地震の主な震度は次の通り。
 震度4=岐阜県高山市
 震度3=同県飛騨市、長野県木曽町
 午前5時38分ごろの地震の主な震度は次の通り。
 震度4=岐阜県高山市、飛騨市、中津川市
 震度3=岐阜県下呂市、富山市、石川県輪島市、長野県木曽町、名古屋市。


国道に亀裂、学校の壁にひび
【朝日新聞 2011年2月27日20時6分】
 岐阜県飛騨地方で27日未明から、同地方を震源とする地震が相次いだ。同県内では高山市で午前2時19分に震度4を観測。午前5時38分には、同市のほか、飛騨市や中津川市でも震度4の揺れがあった。気象庁は、震源の深さは1度目の震度4の地震は約10キロ、2度目はごく浅い場所で、地震の規模を示すマグニチュードはそれぞれ4.9、5.4と推定している。
 2度目は名古屋市の一部や長野県南部などでも震度3が観測された。
 岐阜県などによると、負傷者の情報はないが、道路や建物に被害があった。
 同県高山市丹生川町久手の国道158号では路面に幅約5センチ、長さ約30メートルの亀裂が入った。同県白川村荻町の国道360号は落石で通行止めに。県内の計7カ所の道路で落石や倒木、路面のひび割れが確認されたという。
 また、飛騨地方の住宅や小学校など計15件の建物で、外壁のタイルが落ちたり壁にひびが入ったりした。
 JR高山線は「ワイドビューひだ」など上下14本が運休、上下5本が部分運休して、約2千人に影響が出た。
 岐阜地方気象台によると、同日午後6時までの震度1以上の体で感じられる地震は22回あった。気象庁は「地震活動がこのまま収まっていくのか、数日は注意深く見守る必要がある」と警戒を呼びかけている。(高木文子、中沢一議)

揺れ30秒「建物がなくなった!」 
【SANKEI EXPRESS 02/24 08:53更新】
 ニュージーランド地震が起きた2月22日昼。現地の国税局職員のヤマモト・美奈子さん(43)は、日本からの留学生がいた語学学校「キングズ・エデュケーション」が入るCTVビルの向かいの国税局の建物にいた。
 地震発生直前に昼食を終え、勤務先の国税局5階で同僚らと雑談していた。窓の向こうには、いつもの6階建てビルが見えた。変わらない景色だった。
 しばらくして仕事に戻ろうしたときだった。ドーンという地響きとともにガラスが割れ、建物が大きく揺れた。美奈子さんはあわてて机の下に避難した。揺れは30秒ほど続いた。
 「建物がなくなっている!」
 同僚の叫び声を聞いた美奈子さんは起きあがり、窓の外を見た。白く煙る中に、向かいのビルが見当たらない。外に出てみると、ビルの場所には、がれきの山だけが残されていた。
 崩壊したビルの近くは、血まみれで逃げながら叫ぶ人や、家族や知人と連絡が取れずに泣きながら携帯電話を手にする人であふれていた。
 語学学校の現地職員らしい人たちもなすすべもなく呆然(ぼうぜん)とがれきの山をみつめていたという。「大丈夫か」とつぶやきながら立ちつくす、日本人とみられる老夫婦もいた。
 美奈子さんは自宅に戻り、自営業の夫、フレッド・ヤマモトさん(42)と無事に合流できた。しかし、市内では停電や断水などが起き、今も混乱が続いているという。
 美奈子さんは「あのときは一瞬の出来事で何が起きたか分からなかった」と振り返り、「あのビルから、全員が無事に救助されてくれればいいんですが…」と唇をかんだ。




「ねじれ振動」「パンケーキ破壊」で被害甚大? NZ地震
【産経新聞02/24 22:17】
 背面側のエレベーターホール部分を残してほぼ全壊した、語学学校「キングズ・エデュケーション」の入ったビル。古いレンガ造りの建造物に大きな被害が多い中にあって、比較的新しいとみられる地上6階建てのビルの崩壊は、なぜ起きたのか-。
 東京工業大の和田章教授(建築構造学)は「強度のある一部分を中心に建物が回転しようとする『ねじれ振動』が起こったのではないか」と指摘する。
 和田教授によると、ビルは柱が細く、その間隔も開いている。さらに耐震機能を補う壁面はエレベーターホールがある側に比べて、窓の面積が大きく、壁の面積が少ない構造。「まず、エレベーターの反対側の壁が崩れて、支えがエレベーター側に偏る。そこを中心にねじれ振動が起きて、その負荷が柱の限界を超え、支えきれなくなった可能性がある」という。
 また、建築研究所国際地震工学センターの斉藤大樹上席研究員は「ねじれ振動によって各階、各側面の全体の柱が崩れたため、建物の各階層が折り重なるようにつぶれる『パンケーキ破壊』が起きたのでは」とみる。
 一部の層が局所的につぶれる「層崩壊」は阪神淡路大震災でも多くみられたが、「パンケーキ破壊」は被害がより大きくなる傾向があるという。斉藤研究員は「建物全体が押しつぶされているため、一部を残した崩壊に比べて、救出作業が困難になっていることが予想される」と話している。




生きていられるだけでいい 救出された奥田建人さんが証言
【SANKEI EXPRESS 02/25 07:52】
 ニュージーランド地震のビル倒壊現場から、右脚を切断する手術を受けて救出された富山外国語専門学校1年の奥田建人(けんと)さん(19)が2月24日、病室で取材に応じた。「家族や友達に『生きてます』と伝えたい。それで十分です」と気丈に話し、がれきの下敷きになってから救出されるまでの状況を証言した。
 ■仲間と「体力温存しよう」
 3週間の語学研修でクライストチャーチを訪れていた奥田さんは22日昼、語学学校の授業を受けた後、ビル4階のカフェテリアに向かった。サンドイッチを食べていたとき、突然強い揺れに襲われた。
 揺れはどんどん強くなる。「やばくない?」。級友と話していると、床ごと下に落ちた。気が付くと周囲は真っ暗で何も見えず、体はがれきの下敷きになっていた。右脚に強い痛みを感じ、立ち込めるほこりで息が苦しかった。
 「助けて」「息ができない」。近くに何人も同じ学校の仲間がいた。「落ち着こう」「体力を温存しようと」と励まし合い、じっとして動かないように努めた。
 携帯電話で富山にいる兄(23)に助けを求めた。兄から日本の警察や外務省に連絡が伝わったらしく、しばらくしてクライストチャーチの警察から電話がかかってきた。そばで同様に閉じ込められていた富山外国語専門学校教員の亀遊(きゆう)知子さん(43)が通話を代わり、英語で場所や状況を説明。このころ、地震発生から既に10時間ほどたっていた。
 それから約2時間。駆け付けた救助隊ががれきを取り除き始めた。「助かったよ」。級友たちの声が次々に聞こえる。自分を助け出そうとした隊員が英語で「脚を切るぞ」と言った。
 「生きていられるだけでいい」。つらかったが、自らにそう言い聞かせた。麻酔で意識が途切れた。目が覚めると、病院の手術室だった。強烈な光に目がくらみ、再び意識が遠のいた。
 今回の語学研修が、初めての海外渡航だった。「こんなことがあったけど、またいろいろな国に行きたいし、英語を使う仕事に就きたい」。ベッドの上で笑顔を見せ、将来の夢を語った。