緊急地震速報誤報 業者が地震計改修作業ミス
千葉県東方沖を震源とする地震(無感地震)で、誤った緊急地震速報が流れた問題で、気象庁は二十五日、同県南房総市の観測点「千葉三芳」に設置した地震計のメーカーによるソフト改修時の作業ミスが原因だったと発表した。
同庁によると、地震計は、設置個所の揺れの大きさを測る震度計の機能も兼ねており、同庁は震度計部分のソフト改修をメーカーの明星電気(本社・群馬県)に依頼。同社は24日、震度データを東京と大阪の処理システムに同時に送信する機能を持たせるため震度計のソフト改修作業で、対象になっていない震源の位置や地震の規模を特定するための地震計固有の部分にも勝手に手を加え、データの端数切り捨て処理を四捨五入に変更した。
この際の設定ミスが原因で地震波のデータが異常に大きくなり、マグニチュード(M)4・1の地震をM6・6と過大推定したという。
同社が同日作業した千葉市、大阪市、兵庫県加西市の地震計でも、同様のミスが見つかった。気象庁は、問題のあった4カ所の地震計をすべて改修前の状態に戻し25日午後、運用を再開した。同庁は「想定外の事態だが、監督責任は気象庁にある。今後こういうことがないようにする」(地震火山部)と釈明。
明星電気は「(独断の作業は)精度向上のために社員がやったことだが、大変申し訳ない。社内のチェック機能を強化したい」と話している。
【管理人のひとりごと】
いやもう・・・目も当てられない内容に、がっくりです^^;
昨日は誤報のあったポイント(北緯35.4、東経141.2度)の近くで、20時19分ごろに震度3(北緯35.4、東経140.4度)の地震が発生しているんです。その前触れの微震動を敏感にキャッチしたのは良いが、それを増幅して誤報を出してしまったと・・・。それが人的ミスだなんて。
電車も止まり、交通などで支障が出たと聞きます。これは業務上過失なんたらって事で罰せられるのでしょうかね?まぁ、ある意味速報による関連機器が安全迅速に作動し、避難行動へ移せたという突発的なシュミレーションが出来たことは評価に値しまするってポジティブな考えは・・・さすがに出来ませんよね^^;
興味があるのは、何故 明星電気の社員は無断で改良を使用としたのか?ということ。精度を向上したかったらしいことは判るのですが、これまでの緊急地震速報システムに対して、満足の行く精度ではなかったと感じていたからなのでしょうか?もしくはテム・レイ博士(by機動戦士ガンダム)のように酸素欠乏症になって、回路ぎっしりのお弁当箱を取り付ければジオン(地震)なんて敵ではないと・・・?
とにかく、同じようにこのシステムに対し、大きな期待と共に色んな意味で不安要素を強く感じている私にとっては、犯行(?)動機をがかなり気になるところです。
運用開始からもう直ぐ2年になりますが、技術的には成功しているとは言え、客観的に見ると、大きな被害が起こる地域ではあらゆるタイムラグを考慮すると「間に合わなかった」という結果。つまりは成功例が無いと言っても過言ではないかと( ´△`)
今朝の東京新聞には、2007年10月からの大きな地震と緊急地震速報の運用実績または誤報を比較した表が載っていたそうです。地方に住んでいるので記事の確認は出来無いのですが、データを野球選手の打率の様に換算したら、いったいどのような結果になるんでしょうかね?
とにかく、根本的な不具合ではなく、明確な人的ミスで済んでよかったと思います。
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