地震の備え“イメトレ”ではダメ 静岡大が実験

10/24 15:00
 緊急地震速報に備えていても、いざという時には頭が真っ白になる―。大地震の際に適切な退避行動を取るには、頭でなく体に覚え込ませておく必要があることが、静岡大教育学部の村越真教授(認知心理学)、小山真人教授(地震・火山防災)らの研究で分かった。25日から東京都で開かれる日本災害情報学会で発表する。
 長くて大きな初期微動の後、最大震度7の本震が襲う東海地震。県の起震車で昨年も類似実験を行ったが、今回初めて想定される東海地震の揺れで試みた。
 学生61人を(1)緊急地震速報を出さない(2)揺れ始める数秒前に緊急地震速報を出す(3)揺れによる室内の被害状況を模型でイメージトレーニングした上で、揺れ始める数秒前に緊急地震速報を出す―の3グループに分けて実験した。頭を守り机の下に隠れるという理想的な退避行動を最高のAランクとした5段階に分けて行動を評価した。
 3グループとも約半数の9―10人がD、Eランク(致命傷を負う可能性がある)となり、緊急地震速報やイメージトレーニングの効果が有意な差として表れなかった。「分かっていたけど、何もできなかった」「パニックになった」との理由を挙げる学生が多かったという。
 村越教授は「知識として知っているだけでは実際に揺れる時に頭が真っ白になってしまうということ。訓練などの機会に1度でも退避行動を経験してみることが大切」とし、「知識をスムーズに行動に結び付ける訓練やトレーニング法の開発も必要だろう」と話す。
 また、昨年の実験と比べて緊急地震速報が出ないグループの反応が向上していた。小山教授は「緊急地震速報がなくても、東海地震の長くて大きな初期微動が警報として機能したとみられる。緊急地震速報に必要以上に頼らず、初期微動を感じたらすぐ退避行動を取るという本来の防災対応も欠かせない」と指摘している。


【静岡新聞】


081024



 う~ん、これは昨年の10月1日のシステム開始以前から私が感じていたことなんですよね。たとえ数秒前に大地震が来ると判っても、次にどのような行動に移るか判らなければ意味が無いと・・・。きっとアタフタしている間に大きな揺れに襲われることでしょう。今の緊急速報のスピードでは、条件反射的に動かない限りは無意味に近いです。


 グラグラフの実演販売でお客さんの生の声を聞くのですが、中には残念ながら、緊急地震速報があるから安全と思い込んでいる方もいます。その時に私はこう質問します。

『まず地震が来た時に、自分がどのように行動できるかわかっていますか?』

家庭用地震計グラグラフの機能『6つの心得』を覚えておくだけでも、いざ地震が来た時にどうすればいいか、咄嗟に行動できるかもしれません。ベストとしては、グラグラフで遊びながら避難行動の練習をする事ですね!

実際に地震がが発生した際、パニック状態になっていても、リアルタイムでグラグラフが避難行動を音声でアナウンスしますので、一度でも聞いていればなんとか冷静になれるかもしれません。


 緊急地震速報も、グラグラフも、地震を食い止めたり、直接身の安全を守る物ではありません。一番大事なのは、これらに頼るのではなく、地震が来た際 咄嗟に避難行動が出来る心構えと知識です!! 特に小さいお子さん連れのご家庭や、高齢者を抱えた世帯など、素早い対処が難しい環境においては必須ではないでしょうか?

 個人的な意見としては、国をあげて戦時下の空襲に対する避難訓練と同レベルで、防災訓練を義務として行うべきだと思っています。

 皆さんはもしもの時、生き残る自信がありますか?

(あ、このフレーズ・・・ガンダムの次週予告を思い出してしまいましたw)