丁度1年前 7/16 10時13分頃 新潟県上中越沖を震源とする震度6強(気象庁発表)、マグニチュード6.8の
新潟県中越沖地震が発生しました。あわせて津波も発生したと記録されています。
死者15名、負傷者2,300人以上、建物全半壊2,000棟以上・・・2004年の新潟県中越地震から3年後、まさかの大災害でしたね。
柏崎刈羽原子力発電所においては震度7を観測し、阪神淡路大震災で計測された加速度を遥に上回るエネルギーから、原発における耐震強度の見直しなどの声が高まりました。地震発生直後のTV報道を見て、変圧器から煙が上がっているのを見たときに、一瞬放射能漏れが頭によぎり緊迫したことを覚えております。管理人Mが住む静岡県は、最も危険とされる御前崎に浜岡原子力発電所を有しております。実際に東海大震災が起こった際に、本当に安全なのか・・・正直疑問符だらけになります^^;
私も何度か仕事で新潟に行きましたが、大変良い町ですよね。あれから1年、街や工場はだいぶ活気を取り戻しているようですが、まだまだ仮設住宅で避難所生活を続けている方々もいます。未だ2度の大きな地震の爪あとが残っていますね。本日は追悼式典などが行われるそうですが、この地震で得た教訓や被災の記憶をいつまでも忘れないように、全国の皆様に伝えていただけたらと思います。
改めまして、亡くなられた方々にはご冥福を、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。
中越沖地震が発生する約1ヶ月前に家庭用地震計グラグラフが発売されております。グラグラフの開発には実に3年以上の歳月を費やしておりますが、開発時には、阪神淡路大震災や中越地震、能登半島地震の被災者の方から色々とお話を伺っていました。そこで体験した人でなければわからない現象・・・それが
「余震慣れ」や「余震酔い」
という言葉。
初めて知る方も多いのではないでしょうか?地震に最も警戒している静岡に住む我々も大きな地震を経験しておりませんので、この言葉は知りませんでした。
大きな地震の後に、余震が続くのはご存知かと思います。被災地外に住む方々は、テレビから流れる情報を見るたび、
「あぁ、また余震だよ。被災地の方は大変だろうね~。」
なんてよく言う台詞・・・当の被災地の方々は、頻発する小さな地震が続くため、三半規管が麻痺するというのでしょうか?ずっと船に乗っているような感覚に陥ってしまうそうなのです。例えば普段の生活で起こると、結構驚いてしまう震度3クラスの余震が来た場合でも、それほど大きな地震に感じなかったり、揺れに対しての恐怖感が薄らいだりするのだそうです。中には震度当てゲームをするほど気持ちに余裕が出るとか。
コレはかなり危険なことなんです。聞くところによると、阪神淡路大震災では余震による住宅の倒壊で亡くなった方も居たと伺っています。コレも一説によれば「余震慣れ」による揺れの体感麻痺から「それほど大きな揺れが無くて安全ではないか?」・「多分大丈夫だろう・・・」という心理的な安心感から、一時的に自宅に戻り家財をまとめたいという衝動に心理が移るということです。
大きな地震でダメージを受けた住宅は大変危険です。しかし、着の身着のままの非難ですから、住まいのことも気になりますよね。不便な避難所生活も、日をおうごとにトラブルが出てくるようです。先の心理になるのも判る気がします。でも、止まらない余震・・・
結果的に、自宅で荷物をまとめている最中に余震にあい、倒壊した建物の下敷きになってしまう。とてもやりきれない思いがしませんか?この時、せめて余震が来たことに気が付く術があれば!!
実はグラグラフの機能に、停電時電源切り替え機能を付けた理由のひとつがコレにあるんです!!大震災を経験された方からヒヤリングをさせて頂いた時のご意見が大変参考になっております。
■公共の警報に頼らず、その場で余震をキャッチし、地震を知らせてくれる警報機があれば・・・。
⇒そのための家庭用地震計グラグラフです!震度1からの小さな地震も敏感にキャッチします。
前震~初期微動(P波)~本震(主要動・S波)~余震と全ての揺れに対し警告いたします!
■避難所にはテレビやラジオの情報が無い場合があり、地震(余震)の速報が伝わりにくい。
⇒停電時電源切り替え機能により、アダプターを外しても避難時にグラグラフを持ち出すことが可能です。
■一時帰宅が解禁になっても、やはり余震がくると家やアパートが倒壊しないかビクビクした。
⇒電池駆動状態のグラグラフをお持ち頂き、余震に対して常に警戒することが出来ます。
■道路や工場の復旧作業中だと、余震に気が付かないことが有り、大変危険である。
⇒電池駆動時なら屋外でもグラグラフを活用できます。
現在、岩手・宮城地方ではまだまだ余震が続いておりますが、このグラグラフをご購入頂き、有効に活用していただいているお客様の声も聞いております。また、東北地方の企業からのお問合せも多くなってきておりますので、グラグラフの有用性が段々と知れ渡ってきた事に、喜びを感じています。
難しい地震の構造や解釈から導き出された防災機器は沢山有ります。しかし、どれも高価で扱いにくく、また理解しにくいという難点が有りました。我々は頭の固い部分から製品のカタチを導き出すのではなく、実際に我々が困った時に必要であり、かつ皆さんが使いやすい物を、そう、皆様と同じ目線で考え・作り出す商品を提供しようと努力して参りました。(お値段が高いのは勘弁してください^^;)
よく、防災研究をされている方が、「面白いものを作ったね。」とか「なんでこんなに安い物を作れたの?」とか「もうちょっと予知とかできれば・・・」なんて言葉を聞くのですが、我々からしてみれば、何故今までこのような物が無かったのか?不思議なくらいなんです。
ある人が言いました。
「漆畑製作所さんは、おもちゃを作り続けて35年にもなるんですね。柔軟な発想と、皆様が使いやすい物を創る目線があるからこそ、グラグラフのように面白いけど痒いところに手が届くモノが作れたんじゃないですか?」
本当に嬉しいお言葉です。そこが我々の思い描くスタンスなんです!!これからもこの姿勢で続けられたらと思います。
小さい会社ながらも、頑張ります。
今後とも家庭用地震計グラグラフ 並びに、株式会社漆畑製作所 を宜しくお願いいたします。