おはようございます。
ランチして、ほんの少し山下公園を散策したら、神奈川県民ホールで、チャイコフスキー3大コンチェルトのコンサート。
大好きなチャイコフスキーの華麗な音楽が癒してくれました。港を臨む絶景の立地で、チャイコフスキーを聞ける幸せ。コロナ禍で出演者は変更がありましたが、私の目玉は、上野彩子のピアノと神奈フィルのコンマス、石田泰尚だから問題なし。
これが、当初のチラシ。
ひたすら華麗に繰り広げられるチャイコフスキーワールドに、息を飲みました。聴くだけでぐったり疲れる二時間半。途中、休憩20分ありとはいえ、長いっ。
川久保賜紀のバイオリンの弦が切れるというアクシデントも、逆にスパイス。最後はうっかりブラボーと大きな肥を出しそうになる、われを忘れる瞬間でした。思い切り、思い切り、今の、ここにいる人の気持ちを束ねるような、力強い岩村力のタクト。神奈フィルの実力を引き出し、華やかに、時に繊細に、時に野太く、時に激しく訴えるチャイコフスキーワールド。どっぷりはまり、我を忘れました。聴くだけで消耗(笑)。私が弱すぎ?(笑)
ホールの音響はいまいちとはいえ、フィルの方々、指揮者、ソリストの情熱や献身に生の音楽のスリリングな魅力に、いつも、一期一会の貴重な体験をさせていただいています。
人生、折り返しています。もちろん、まだまだ長生きはするのですが、こういう長いコンサートに行って、ちゃんと楽しめる時間はある程度限られます。人生、有限。限りある人生の中でも、こういう良い時間が持てるのは幸せとしか、言えません。感謝です。
これは、私、桃子の個人的なうつ病体験記です。同じようにやっても、同じ結果があるとは限りません。でも、同じ病気になった方の何かの参考になれば幸いです。