こんばんは。花粉症の方には辛い季節到来。新型コロナに花粉では、当分マスクは必需品ですね。私は、鼻ではなく花粉に目をやられます。痒い、ゴロゴロする、目脂が出ると、色気なし(笑)。

さて、先日ですが、2台ピアノのコンサートに行きました。清水和音が、隔月の企画で色々楽しませて貰える、芸劇ブランチコンサートです。


和音と書いて、かずねと読みます。毎回、クラシック音楽にあまり詳しくない初心者にもわかる切り口で、「こんな音楽もあるんです」「こんな曲もあるんです」と、紹介してもらっている感じ。知らなかった楽しみかたもわかり、私にはありがたいです。

大学でも教えているし、トークも上手だから楽しみなんです。凄く知りたかったミュージシャン目線の話、当日の共演者とのやり取りも微笑ましいです。とにかく、知らないことばかりだし、ワクワクします。毎回、興味深く、面白いんです。




11時から1時間、アンコールなしのミニコンサートというのもありがたいです。チケット代は2400円に押さえられてるし、体力温存できた上に、昼からの時間を他のことに使え、私には最高なのです。

夜遅くサントリーホールでコンサートが終わっても、最近の私は、翌日の仕事の為にさっさと帰るしかないのです。情けない。お茶くらいいただきたい!

まあ、とにかく、今回は入江一雄を迎え、一流ピアニスト二人がピアノ2台使い、ホールいっぱいに音色が響き渡るコンサート。シンフォニー以上かと思う迫力でした。新進気鋭の最先端と、円熟の技が緊張感をかもし出し、ぶつかったり、重なったり、響き合う。ピアノ2台が、鳴る、鳴る、鳴る。鳴り渡る。



 
ミヨーのスカラムーシュは、知らない曲でしたが、面白かったですね。エキゾチックで不思議な不協和音は、2台のピアノの調整が違うらしいです。リズムも、ジャズっぼいところがあったりして、快活に楽しくて楽しんでいるうちに、あれよあれよと終わる感じ。

ブラームスの2台のピアノの為のソナタは、とにかく長大。流石、ベートーベンの正統な伝承者と言われる作風。ダイナミックで、同時にロマンチック。動機の展開が多才で、ははー。ほーうと、豊かな色彩が繰り広げてるので、長くなるんですね。作曲するのも体力勝負ですが、弾く方も体力、集中力の限界を試される?と、思うほど。

こういう長大な曲も、ミニコンサートだから聞く方も楽です。この曲を聞くと力尽きて、私には後の曲を聞く体力が無さそうです。

12時に終わったので、お買い物、ランチも楽しめました。ありがたや。水曜日に書いたパスタランチは、このコンサートの後にいただいたものです。明日は、コンサートとランチの間に買い物をしたのですが、その買い物について書こうと思っています。

感染予防の為に、外出を自粛した生活をしています。世界が小さくなり、不自由感があります。時々気を付けながら気晴らしするのも必要ですね。体の健康も、心の健康も、必要ですね。

これは、私、桃子の個人的なうつ病体験記です。同じようにやっても、同じ結果があるとは限りません。でも、同じ病気になった方の何かの参考になれば幸いです。