私、桃子はうつ病を発症して退職(正解にいうと有休消化中ですが)、毎日優雅な有休消化の日々です。

さて、昨日も書きましたが
最終出勤日から既に3週間以上経っていた8月半ば過ぎに、私は松本5泊の旅行に行くのですが、これが心身に効果絶大でした。当初の予定(笑)では、仕事がなければメキメキうつ病から元気になっているつもりが、さほどではなく、一日中寝たり起きたりの日もあるほどの倦怠感。全くテキパキ動けない。ゴミ屋敷と化したの自宅マンション部屋で、ゴミと埃にまみれて寝ている、そんな自分にガッカリして気分もふさぎ気味でした、

松本まで、果たして運転して行けるのか?

心の支えだったはずの計画実施に、自信がなくなり、気が重く、いっそのこと止めようかと弱気な日もありました。



だけど、本当に行って良かった。小澤征爾プロデュースの音楽会は全て素晴らしく、お金を払った価値があると感じました。決してクラシック音楽に詳しくなくても、これだけ質が良ければ誰でも良さがわかるだろうというレベルです。私、単なる音楽ファンで、決して詳しくありません。ド素人です。




松本の町は住みたくなる町ですね。もし、松本出身なら、毎日松本の自慢をしたくなります。いや、毎日したら、流石にいやがられるか(笑)。



安曇野の自然にも、癒されました。とにかく、水が綺麗。山を見ただけで、キュンとなっていました。東京生まれの私ですが、こういう故郷がある人が、凄く羨ましいです。




お蕎麦とピザを交互にいただき、一人旅ですから、疲れたら早めにホテルに帰り、思い切りだらだらしていました。倦怠感がつよく、今でも抗うつ剤と頭痛薬を手放せない私。この時は、更にでしたから一人旅は、今回の場合、とてもその点では楽でした。自分の体調で、急遽予定変更が可能で、気を使わなくて済んだからです。

5泊6日の旅を追えて帰宅して、自宅の鏡に映った自分の顔を見て驚きました。とてもイキイキしていたからです。この数ヶ月、見たことない、目の中に輝きがありました。これは、うつ病は治る、治って来たと感じた瞬間でした。嬉しかったです。

これはあくまで、私の個人的なうつ病の体験記です。同じようにやっても同じ結果が出るとは限りません。でも、うつ病の中にいる方の、何かの参考になれば幸いです。