情操教育上良くないと言うか

避けたほうがいいやり方だとは

散々聞いて「わかってはいる」のだけど












先程、数ヶ月ぶりに

寝ない2歳児こと3号に対して

「鬼さん」を

召喚しました魂が抜ける






こっちも悪いとは思ってるんです。


上の子たちの変則的な登園に一時預かり

そこに「夏休みだから」と

プチ遠出をはさんでみたりと、

午前中から昼ごはんまでの活動量やら

時間やらが日によってバラバラ。


一定の時間に昼寝させてやれていないから

そら夜もまだ眠くないと言う日も

出てくるでしょう。




でも召喚しました昇天(わかったから、もう)



そうすると、一旦は慌てて目を閉じて

無駄に姿勢良く、手足をピンと伸ばす

のだけど、

何秒もしないうちに薄目を開けて

(来るの?本当に?)みたいに探る間を

おいて、またゴソゴソしだすんですネガティブ


そう。

ぶっちゃけ、鬼、あんまり

効力ない泣き笑い

わかってるから頻繁にこのカードは

切らないんですけど泣き笑い



今日はいつにも増して寝かしつけに

時間がかかっていて、時計の短針が

10にだいぶ近づいていたものだから。


3号がゴソゴソしたタイミングで

何度かお目目開けてたら鬼さんに

起きてるのがバレちゃうよ

追い鬼を投入。


バリエーションのひとつとして、

リビングで乳児の相手をしながら

夫が何かしらを歌っている声のことを

ほら、お父さんが鬼さんを

呼ぶ歌を歌ってる!と。


そうするとまた、ギュッと目をつぶって

くれるので、髪の毛を撫でて眠りに誘導


しながら


よーく耳を済ませてみると

恋じゃなーいっ イエス!

愛じゃなーいっ イエス!


4歳上の私が既に「世代じゃない」から

うろ覚えなんだろうな、でも多分



これ(夏色のナンシー、という曲)歌ってて


・・・

・・・・

・・・・・

こんなんで鬼、来る訳ない爆笑


未就学児を子育てしている私にとって

「体感深夜」な時間帯


わけのわからないツボに入ってしまい、

顔を背けて声を殺して1人で笑いながら

しぶとい3号を寝かしつけました。


そもそも「呼べやしない」という

前提を無視して


鬼が夫の歌う懐メロに

引き寄せられて玄関から入って

くるとして


サイリウムを振って恋じゃなーい

対して Yes!   とか合いの手を入れながら

リビングに飛び込んでくるのだろうか、とか


それをやった後に寝ない子誰だモード

一瞬で、スンッと切り替える様子とか


妄想を膨らますとどうにもシュールで


そんなことを考える自分の馬鹿馬鹿しさも

何もかもおかしくなってしまって。





そういうわけで、

またしばらくは鬼を呼ぶ

奥義は封印することにします