![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
万が一のために、もう日祝日に
子どもの爪は切らないようにしようと
半べそかきながら越境受診した話
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
それもこれも、私の判断ミスが重なった
だけで、決して医療機関が悪いわけでは
ない、ときちんとわかってます。
なので、何でどこも診てくれないの!?![]()
と文句を言って鬱憤を晴らすために
これを書いているのではなく、
自分への戒めに、子どもに可哀想な
ことをしてしまったことをひかえて
おこうと思う次第。
「炎上予防」みたいな前置き![]()
昨日の朝11時ちょい前、
私は「だいぶ伸びてるなー」と
気になった、2号(3歳)の爪を切ってました。
同じ向きで膝に乗せて、
横から覗き込むようなスタイルで。
(↑↑この要領)
いつもならハサミ
の形をした
小さい子ども用の爪切りを使って
パチパチ四方に爪を飛ばしながら
切っているのだけど、少し前から
経年劣化なのか、2、3回パチンと
刃を動かすと、ストッパー?が緩んで
刃が折り畳み部分に引っ込んでしまう
ようになり。
その都度、刃を引っ張り出しなおして
切り進めるような感じになっていました。
使いにくいな、と思った時点で
新しいものに買い替えておけば良かった、
と言うのが第一やらかしポイント。
刃を何度も引き出すのが手間に思えていた上
近くを3号がチョロチョロしていたのも
あって、爪を散らすのも憚られるな、
と、大人用の爪切りを使おう思って
しまったのが第二の失敗。
最初の数本は、指に対して
爪切りが大きいから、とにかく慎重に慎重に
2号にもじっとしているように
声をかけながら切り進め。
あ、もうこのタイプの爪切りでも
意外とイケるなと油断したタイミングで
爪から少しズレた
身(柔らかい皮膚)の部分を
一緒に挟んでしまい![]()
しまったと思うのとほぼ同時に
痛いーー
と2号、泣き出す。
湧き出す血に、慌てふためいて
2号を抱えて洗面所に走り、
バイ菌入らないように
と流水を
少しの間かけ(これも必要ない行動だった
ように思うので第4のやらかしなのかも?)
夫がティッシュと子ども用のキャラクターの
バンドエイドを持ってきてくれたので
ティッシュをあてて、胸より高い位置で
傷口をしばらく圧迫するようにしました。
時々ティッシュをのけて
傷口(出血の状態)を確認しながら
少しの間強く傷口とそのすぐ近くの
関節付近(止血点でもなかろうに
)を
押さえた後、
血の勢いがかなり落ち着いたなと
早々にバンドエイドを貼ってしまったのが
多分、傷を負わせてしまった次に
大きな失敗![]()
大人用というか、オーソドックスな
テープ部分が茶色くて、てんてんと
通気の穴?があいているような
タイプのバンドエイドや、
キズパワーパッドみたいな絆創膏で
あれば、血が滲んで見えるから、
一旦貼ってしまっても
出血が続いているかどうか、
その量が多いか少ないかの判断が
貼ったままでも視覚的にわかりやすいところ
キャラクターのプリントがガッツリ入った
家にあったバンドエイド、
傷に当たるガーゼ部分が
透けて見えることはなく。
ピッタリ貼り付けてしまった後、
それをはみ出すほどの流血もなく、
本人が傷が見えなくなったことで落ち着いて、痛みを訴えなくなったから完全に油断しました![]()
昼食を終えて、前から1号と一緒に
行きたがっていた映画に
大人1人(私)対子ども2人、で連れて行き。
バンドエイドが視界に入るたび
申し訳ない気持ちにはなりつつ
血が滲んで見えたりして
ないから大丈夫だろうと
半ば「怪我が大したことなかった」くらいに
思って放ったらかしにしてしまいました。
まだ3歳の2号が、完全な子ども向けでは
ない映画の長さや内容に
飽きたり怖がったりしないか、
そればかり気にして、映画の最中
チラチラ観察はしていたのだけど。
戦闘シーンに体をこわばらせていたのは
シンプルに怖かっただけじゃなくて、
もしかしたら傷口がジンジン痛んで
テンションが下がっていたのかも![]()
映画が終わってすぐ、トイレ!と
申告があったので、2人の手を引いて
劇場出てすぐの多目的トイレに入り
2号が用を足そうとズボンを下ろした
拍子に、貼ってあったバンドエイドが
ポロンと剥がれ。
傷口を再度目視した2号、
反対の手で自分の手を覆って
取れちゃった!もう一つの(新しいの)
貼って
と。
花が萎れたみたいに元気がなくなり。
そこで確認していれば、受診のために
少しでも早く動けただろうに、
1号も私もトイレ!と言い出したのに
気を取られ、本人が覆ってしまった
手をどけさせて傷を見ることなく
わかった。急いでお家帰って
新しいバンドエイド貼ろうねと。
大馬鹿者め(つくづく自分の
判断の甘さが嫌になる)
帰宅し、大量に流れる、とはいかないまでも
切ってしまってから5時間経過して
いたにも関わらず、
傷口からジワジワ血が滲み続けていることに
ようやく気づいて、今度こそパニック![]()
やばい!これ縫ってもらわなきゃ
いけないやつじゃない!?
バイ菌入って化膿したらどうしよう
日曜日、しかももう17時が見えてきてる!
病院どっか開いてるの??![]()
![]()
とりあえず夫にバンドエイドを
貼り直してもらうだとか
気持ちを落ち着かせてもらうといった
2号のフォローをしてもらいながら
#8000に電話。
電話対応してくれた看護師に
いつどこで、今どうで、を伝えると
家で止血をしてひと晩様子を見ても
良いかもしれないけど、まだ血が出ている
というのも不安でしょう。
市の夜間休日診療が内科小児科では
あるけど、17時で一旦休憩で閉まった後、
18時から診療再開になるので、
その時間に受診してみては?と。
こう言う時、結局はお母さんの
判断ですよと言われるの、
本当に困る![]()
![]()
![]()
ビデオ電話じゃないから、どんなベテラン
看護師だって、そりゃ「〜〜した方が
良いかも」までしか言えない、
それはわかってるんだけど![]()
いっそのこと、夫に電話と判断を依頼した
方が良かった気さえするのだけど、
そんなこんなで迷いを抱えつつ
1号3号の夕飯と世話を夫に託し
18時ちょうどに病院に着けるよう出発

これも後から猛省する羽目になるのだけど
病院について、入口に貼ってあった
紙を見て呆然。
当院では外傷に対する
治療は一切行えません
何それ・・・
何それ!!!
頼むわ、#8000![]()
![]()
![]()
↑思い返せば、内科小児科では
あるのだけどとは言っていたのよね。
時間が時間なだけに、もう他に
「診察中の病院」が自力で見つけられる
気がしなかったから、ダメ元で
受付に診てもらえないか聞こうか
考えたものの、専門外の人に
え〜?と思われながら、やっつけ対応を
されてもどれだけ意味があるのか、と。
貼り紙の下の方に少し小さめの文字で
「外傷への対応希望の方は○✖️消防局へ
お問い合わせください」と書かれていた
ので、2号の手を引いて駐車場に戻り。
音量を絞ってDVDを見せている横で
どこか、診てもらえる病院ないですか?
と電話。
2軒、ほぼほぼ基幹病院と言っていい
総合病院の救急の電話番号が聞けたので
電話するも、1軒目はビックリなことに
小児科医がいないので
診られません
あ、え!!?
確かに子どもなんですけど、
切り傷なんです

外科の先生がいらっしゃるのであれば、
と食い下がるも、外科医はいるけど
子どもは診られませんの
一点張り。
診療科の垣根、きつい![]()
自分のミスを棚上げして、なんや
この病院!!赤字になってしまえ
と
毒づきながら、2軒目に電話して、
また1から説明して対応を依頼するも
今日は外科医が不在でと、ここも撃沈![]()
代わりに、診てもらえそうなところがないか
調べますね、と丁寧に電話での対応は
してもらえて。
数分後に伝えられたのは15分行った先の
県立病院と、車で40分近く離れた
3つ隣の自治体の診療所![]()
もちろん、県立の方から問い合わせるも
同じ理由でお断り。
診られる医師いない、
よそ回れ
世界の片隅で叫ぶよね
誰か・・・
助けてください!!!
頭の中で、平井堅、爆音再生です![]()
![]()
真っ暗になってしまった中、
再び視界に入らなくなって傷を気にする
様子もない2号を隣に、
もういっそ、家で様子を見る、に
舵を切るべきかと葛藤しながらも。
まだ3歳児、痛みをきちんと伝えられない
小さな子ども。ひと晩とは言え、
化膿したら、とか、ぶつけたりして
出血が増えたら怖い、が勝って
心で号泣しながら最後の砦に電話して、
市内近隣で何軒も問い合わせたが
どうしても診てもらえそうになくと
泣きつき。
夫に1号と3号を風呂に入れ、
場合によっては寝かせてくれ、と
状況報告と一緒に依頼し、最寄りの
コンビニで2号に「とりあえず」の
軽食を選ばせて、出発

昼寝もせず過ごしてきた2号、道中
軽食(というかお菓子)を食べた後
爆睡。
いよいよここまでして受診させる意味よと
頭がごちゃごちゃしてくるものの
何とか到着し。
ラフな格好の年配の医師に
遠いところからわざわざと
呆れられたんだか、労われたんだか
わからない言葉で迎え入れてもらえました。
診察室でバンドエイドを剥がしてもらうと
血が固まり始めていて
まあ縫わなくてもいけると思うわ
と、消毒→抗生剤入りの軟膏塗布→
包帯で丁寧に覆ってもらってお終い。
薬の処方まではできないから、と
また明日、
通いやすい皮膚科か外科に
みせに行くよう指示をされて
帰途につきました![]()
消毒、沁みると言われたものの、
2号、暴れたり痛がったりもせず
大人しく私に抱っこされて、
壁の掲示物を見てはあれ、何の絵?
心臓?と聞く程度の余裕あり![]()
家に着いたのは20時ジャスト。
日が暮れ始めてからの、当てのない
ドライブから解放されて
通常営業以上にご機嫌な2号を見ながら
今度は皮膚科を調べつつ、
集中力と判断力が鈍りに鈍った自分が
ほとほと嫌になった私です![]()
