夫の仕事がひと区切り付いたらしい。


久しぶりに子どもたちが食べている最中に

帰宅して同じ食卓を囲めました。


人手があるって素晴らしい。

ひとりで3人、いっぺんに風呂に入れなくて

済むこと、食器の後片付けをしてもらえる

こと。


2号の仕上げ磨きが、何気に1番助かるニヒヒ



犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま


さて。

そんなこんなで、久しぶりに

寝かしつけを終えても余力が残って

くれたので、優雅に映画鑑賞、させて

もらいました。


きみはいい子


原作も確か読んでいたはずだけど

数年前のことで、「あれ?こここんな

感じだったっけ?」「アレンジが残念」

みたいなひっかかりを覚える事

なく見られました。



虐待のシーンはただただしんどい悲しい

1号と似通った年齢の女の子に対して!

直視できない。


そうやってちょいちょい画面から目を

背けつつ、自分で自分を怖いと思ったのが

気持ちはわかるよって

感じてしまったところ。


流石に殴ったり、床に倒して押し付けたり

するようなことはないけど、

きつい言葉を口にしたことがきっかけで

鞘を収められるどころか怒りがヒートアップ

してしまう感覚は、何度か経験したことが

ある。


どう考えても言い過ぎた

子どもの心に消えずに残ってしまったら

どうしよう


そういう後悔も。


私自身は虐待のような酷い体験は

してこなかったけど、

ルールが守れなかった時の母からの叱責は

長時間にわたることが多かったり

何でこんな子になってしまったの?

お母さんが全部悪いのよね!!(泣)

に振り切れたり。


不登校とか鬱とかで親子ともども

カウンセリングを経て、今では

少なくとも私にはわだかまりはないけど

思い返してみればハード寄りだったんだとも

言える・・・かも。


シンパシーを抱くには不十分ながら、

私もそうだった。べっぴんさん、って

言ってあげたい」って池脇千鶴演じる

陽子が、尾野真知子(雅美)のことを

ギュッと抱きしめて泣かせてあげたシーン、

この文字を打ちながら早くもまた

泣けてきてしまう



シビアでシリアスだけど、

手を差し伸べてくれる人

気にかけてくれる人

良さを見つけてくれる人

見守ってくれる人

絶対にいるよ、ってまとまっていたから

見終わってまで辛くはないのが良い。



2号に関して発達ガー発達ガーって

なりがちな私には、もう1箇所、

号泣ポイントがありました。


自閉症の息子のことを

「挨拶がきちんとできて偉い、

いい子じゃないのニコニコ」って、近所の

お婆さんに言われて、スーパーの店員さんが

大泣きするシーンも、すごく刺さった。


迷惑をかけてしまった実績が

きっといくつもあったから、

声を掛けられたら反射的に先回りして

謝ろうとしてしまうんだろう。悲しい習慣。


簡単にもっと子どもの良いところに

目を向けましょうなんて言えやしない。

定型の子に対してだって、我が子への

ジャッジだけは何故か厳しくなってしまう

そんな人は多いと思う。


でもこれって単に、勝手に親側が

設定した期待のレベルに達したか

どうか、という物差しがあるからで、

子どもに0点も100点もないんよな。

であるなら、よそのあの子

だけじゃなくて、うちの子も

いい子って思って接した方が

親にとってもプラスな気がする。



だからまずは、明日(あ、もう今日か)

子どもたちを最低1回は誉めることから

始めなきゃな、と。



どしたんだろ、私。

近年稀に見るポジティブ驚き

真夜中のテンションに突入したから?


反動が来ないうちに寝よう