そろそろ検査の結果が出る頃。
深刻であれ経過観察OKであれ、妊娠中に
一刻を争うような感じでやるべき事
(というか、できる事)は無いから、
とりあえずは電話で確認してね、とのことで。
むー
早くハッキリさせたいような、
聞きたくないような。
気を逸らすためにも、コルポ診の覚書を。
がん!
という病名が持つ固い響きに比べて
コルポスコピー、て、何だったら
可愛らしく聞こえる検査名だけど、
名前に騙されて油断してたからか、
終わった後はまぁまぁ放心状態![]()
11月初旬
まずは4週間ぶりの妊婦健診。
恥じらいはなくても、器具が入ってくる
感覚だけはどうにも慣れないので
経腹エコーありがたい。
3号は10cm突破、若干頭大きめ![]()
14週後半だけど今ひとつ下腹部が
膨らんでこないから、育ってるのか
若干不安だったので、サイズが週数相応
と聞けて一安心。
ほっこりしたのも束の間。
ベッドから降りてasc-usの検査に話は移る。
2週間前に受けた子宮頸部付近の分泌物検査の
結果、ヒトパピローマウイルスの16型が
陽性でした、と。
ネットだと必要以上に不安になる情報を
拾う気がして、この2週間は予習は
コウノドリを読むことだけにセーブして
臨んだわけだけど、
漫画にはウイルスの型までは書いてなくて。
検査結果の用紙を見せられても
「はぁ
そうですか」みたいな反応しか
できず。
一応前回の検査の時に、がんの引き金に
なり得るウイルスに感染していた場合、
「なんか変な細胞」の部分を少し削って
精密検査をしますよ、ちょっと血が出ますよ
とは聞いてはいた。
聞いてはいたけど漫画に書いていなくて(再)
↑決してコウノドリが情報不足という
批判をするつもりはない。寧ろ、1号
2号3号がお年頃になったら読ませようと
思ってる。
責任転嫁をしても仕方ないのだけど、
何せ「染めて削る」くらいしか把握して
いない状態で内診台に乗ったから
「え!?
」
「ほぁたーー![]()
」の連続。具体的には
想定外①
コルポスコピー、まず入口を広げて
固定する力が強くてビックリ。
痛いまで行かないけど
初体験ってこんな感じだったかしら
と
とにかく体が強張る
想定外②
「なんか変な細胞」を染めてあぶり出すための
酢酸液、めちゃくちゃ沁みる![]()
想定外③
組織を削り取る痛みより、止血のために
ガーゼとか押し込まれる方がよっぽど苦痛
想定外④
血が出るとは聞いていたけど、縫うとは
聞いてない![]()
想定外⑤
内診台に乗って足パッカー、となってから
器具を引き抜いて(?)降ろしてもらえるまで
15分はかかったと思う。
立てるし歩けるけど、内腿、しばらく
プルプル震え続ける。
内診台を降りて半ば放心状態で隣の
問診なんかを行う部屋に移動して、
内部の写真を見せられながら説明を受ける。
粘膜って口だろうが胃だろうが、
グロテスクよね![]()
担当医、確定ではないから「病変部」のような
言い方はせずに、画面上を指して
「ここら辺の細胞」という表現で教えて
くれたけど、がんならもうちょっと明らかに
白く、染まっていないかのように見える
はずなので、多分心配しなくてもいいとは
思うよ、とのふんわり表現。
これもし私がクレーマー気質で、
やっぱり癌でしたよ、なんてことになったら
あんまりクレバーじゃない説明方法な
気もするけど、小心者としては
悪くない可能性に縋るしかないから、
「OK 結果出るまで平静に過ごすよ!」と
静かに帰宅する他ないっす。
最早結果待ちの生殺し状態よりも、
検査にまつわる諸々の「感覚」への
ショックでグッタリしながら産院を後に。
仕事半休で午後からの診察だったので、
休む間もなく1号2号のお迎えに車を
走らせたけど、事故らなくてよかった。
脅すわけじゃないけど、これからコルポ診を
受ける方は(いや、その状況で
こんな辺境のブログまで行き着く人も
そうそういないだろうけど)、
その日は他に予定を入れないことを
お勧めします。
気持か下半身のどっちかが強めに
ダメージを受ける可能性があるので。
安全大事。
怖いのがアレよね。
今回がんじゃなかったとして、
経過観察のためにまた同じ検査を、
一年とか早ければ半年で受けなきゃいけない
可能性があるってことよね![]()
あーーーー憂鬱